マルシェとは?作り手から見たマルシェの意味とおすすめのマルシェ・マーケット

2016-09-05

ここ10年ほど全国各地で広く開催されてよく聞くようになった、「○○マルシェ」というイベント。美味しいものや手作りのものが沢山あり、面白いですね。

以前、私にも参加のお誘いがあったことからいろいろと調べたことが有りましたので、マルシェとは何なのかというのをまとめました。

マルシェはフランス語。その意味とは?

マルシェとはなんだろう?野菜などを売るマーケット

マルシェの意味

マルシェ(marche)はフランス語で、市場(いちば)を表す言葉です。同じ意味で英語ではマーケットといいます。

「いちば」というだけあり、マルシェの会場に行くと様々な物が売られていますが、主に野菜やパン、クッキー、スープなどの食べ物や、暮らしの中で使うことが出来る、手作りの木工品、竹製品、焼き物など「ナチュラルな生活」を感じられるマルシェイベントが多いと感じます。

マルシェと朝市

マルシェの意味を知って思うのがずっと以前から日本でも続けられていた「朝市」です。朝市でも、地元の方が作られた野菜やお漬物、お饅頭などのその土地で作られているものを、地元の方が販売されています。

全国では、イカが有名な佐賀県呼子の朝市、1000年続く輪島の朝市、関東では勝浦の朝市が海産物が新鮮で有名ですね。個人的には福井県大野市の朝市もおすすめです。里芋が美味しかった思い出があります。

この他にも世界各地で、地域の人や商人が集まって開かれれる市があります。

マルシェとパリ

マルシェはフランス語ですので、パリのマルシェがどのようなものか紹介します。

屋外のマルシェ
マルシェと聞いてぱっと思い浮かべる青空の下でのマルシェは旅番組でよく出てきますね。屋外マルシェは決められた日に店舗が並びます。日本でマルシェというとなんだかすべてが屋外型のような気がしてきました。

屋内のマルシェ
屋内店舗型のマルシェといった感じでしょうか。フランスでは「マルシェ・クヴェール」といいます。沢山の八百屋さんなどが並び、青空マルシェとともにパリらしさがここにあります。イメージとしては、旅番組で日本の有名シェフが買い付けに行っている感じの場所かな?あと、美味しんぼが頭をよぎりました。

専門店的マルシェ
マルシェというと沢山の店舗に沢山の商品が並んでいるというイメージですが、あるものを専門的に扱う店舗が並ぶマルシェもあります。朝だけではなく一日中営業されているところもあり、観光客に人気のようです。

店舗型のマルシェ
私のイメージでは映画「アメリ」が住むアパルトマンの1階にある「コリニョンの店」です。野菜をメインに生活雑貨など様々なものが売られています。お店の名前は「オ・マルシェ・ドゥ・ラ・ビュット」いうように、こういうのもマルシェというのですね。日本で言うと、古くからある商店街のスーパーや雑貨屋さん、巣鴨や谷中のような感じかな?

こうやってみると、日本では画一的にイベントで的に行われる「屋外マルシェ」をマルシェと呼びがちですが、パリでは様々なタイプのマルシェがあるようです。


作り手から見たマルシェ(日本)の意味

手作りのものを作って生活している私から見ると、マルシェは作り手としても貴重な場所だということが分かります。

それは、直接お客様から「どういうものが良いのか」という今後の製作のヒントを頂ける場だからです。いつも1人で黙々と作っていると、注文を受けた物ばかりになってしまい作りたいカタチの広がりを見失ってしまうことが有ります。そんな時に刺激をくれるのが、マルシェに来て下さる方々です。

こういう場に来られる方、とくに30代以降と思われる方は、手作りの物が大好きな方々です。ご自身がどういったものが好きなのかがはっきりされていますし、こういうものは有りませんかとお話をして下さいます。その会話が直接のヒントになるということは少ないのですが「どのような感じがこの時代に求められているのか」が、なんとなく掴めてくるのです。

もの作りで生活するには、需要にあったものを提供することが必要です。作りたいものが多く売れるというごく一部の方はいらっしゃいますが、皆さんわりと大変です。そんな時にお金を落としてくれるわけでもなくても、直接お客様とお会いし会話をするということは大切なことだと実感しています。

とはいえ、出店を検討するからにはそのマルシェのお客様の傾向や「運営の噂」などは仲間内から仕入れることも大切ですね。

お近くで開催されたときには是非お出かけください。