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クーラボックスを保冷力で選ぶ!おすすめと保冷テク!ソフトも便利

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キャンプやフェスで持って行きたい保冷力のあるクーラーボックスを選びました。

夏の野外で必須となる飲み物、できるだけ冷たいものを飲みたいものですが、下手なクーラーボックスを選んでしまうと数時間でぬるくなってしまったりします。

そこで、保冷力重視でクーラーボックスを選び、さらに保冷テクを駆使してできるだけ長く冷たいを維持できるようまとめました。

参考になれば幸いです。

クーラーボックスの選び方

まずは自分の使用用途を知るべし

最初に書いておくと、クーラーボックスにおいても良い物は高い、「保冷力が凄いもの=高い」が当てはまります。たまにデザイン性のせいで高いものも有りますが、保冷力のみで言うとその通りです。

ですので、ご自分がどのような用途で、どういう場面でクーラーボックスを使うのかというのをまず知っておいて、それに見合うものを選ばれることが大切です。

使用例として

  • 2泊3日間のキャンプでずっと冷たい
  • 庭でのBBQでビールと氷を保管
  • 子供の野外スポーツ大会で1日
  • 一泊釣り旅行

などがあります。

この中で一番難易度が高いのが1番上の「2泊3日のキャンプでずっと冷たい」です。このような用途でしたら、大きめで分厚く充分な保冷剤を入れられて...と条件がぐっと絞られていきます。

難易度の低さで言うと庭先のBBQですが、これでしたらホームセンターの発泡スチロール製のボックスに氷を入れるだけでも充分かと考えられます。お洒落するならクーラーボックス全としたものがいいですね。

こんな感じで、機能性、見た目、そして予算で絞り込んでいくのですが、実際は帯に短し襷に長しという製品が多いので自分にピッタリを探すのはけっこう大変かもしれません。というわけで、できるだけ好みに近いものを選んでいきましょう。

保冷日数はメーカーの書くことを信用しないが吉

クーラーボックスのカタログにはほぼ確実に保冷日数が書いてあります。この保冷日数のことをネットで調べていくと、これは自動車の燃費基準でかつて使われていた「10・15モード燃費」というほぼ現実的ではないものとあまり変わらない数値であると考えていいんじゃないかと思いはじめました。

あるサイトによると「涼しい春の室内温度20度前後に置いたボックス内に充分氷を入れた状態で、あまり蓋を開け閉めしない」時の数字です( ・ั﹏・ั)

前項に挙げた使途のどれも当てはまりませんし、室内であれば冷蔵庫使えばいいじゃん!ということになります。それともメーカーは山小屋を想定されているのでしょうか?

というわけもあり、保冷日数に関しては「話半分」にとどめておいたほうが良さそうです。つまり、3日間冷たいです!と書いてあった場合は一泊程度、翌日午前中くらいまでとお考え下さい。とくに、ソフトクーラーの場合はそれで間違いないと思います。

ボックスの大きさはどうするのか問題

用途によっては大きさの問題が発生します。

お子様のスポーツ大会の時、チームスポーツであればそれぞれの親御さんたちと話し合って協力しあうと一つ一つは小さく出来ますね。運ぶのも格段に楽になります。庭でのBBQの時も同様です。食材でしたら発泡スチロール製ボックスでも間に合うかと考えられます。

では、キャンプの時はどうするのかです。キャンプの場合はお車を使われることが多いと思いますので、わりと大きめのでもokかとは思いますが、大きすぎると邪魔で仕方有りません。ですので1泊2日程度でしたら50リットル位のものをお選びいただくと充分かと思います。

更に、メインのクーラーボックスとともに、車で移動するときのために5リットル位のソフトクーラーも持っておくと便利です。渋滞の時などとても重宝します。

長く保冷するテクニック

保冷のコツはクーラーボックスに入れるモノにあった

クーラーボックスinソフトクーラー

クーラーボックスの冷気が逃げる一番大きな原因は、クーラーボックスを空けることです。あたり前と言ったら当たり前なのですが、これは一番大切なことで、保冷の一番のコツは「クーラーボックスを開けない」ということになります。ですが...それだと好きな時に中を取り出せず、そんなことに気を使うのは疲れます。

そこで、クーラーボックスの中を半分に分けられるくらいのソフトクーラーボックスを入れておくと必要な物が入った方だけを空けることが出来ますので、冷気の逃げを防ぐことができますので、より長い時間冷えを体感することが出来ます。例としては、飲み物、食材、お菓子等と分けると便利です。何を入れたか分かりやすいようにもしておきましょう。

保冷剤を必ず入れる

クーラーボックスはそれ自体が冷えるということではなく、あくまでも中に入れたものの冷たさを保つというものですので、能力に見合った効果を発揮させるには保冷剤も大切です。保冷剤の数は多けれ多いほど良いのですが、そうは言ってもボックスにも限度がありますのでできるだけ多くといった感じです。

注意点としては、保冷剤は必ず充分に凍らせておいて下さい。

元々冷えたものを入れる

何か当たり前の事の連続で申し訳ないのですが、これはとっても大切ですね。冷えた物自体が一緒に入れた周りのものと一緒に冷気を蓄えます。それを逃がさないようにするのがクーラーボックスとなります。ですので、凍るように冷たい状態のものを入れたほうが冷たさは長持ちします。

保冷力で選ぶおすすめのクーラーボックス+ソフトクーラー+保冷剤

おすすめクーラーボックス

保冷力重視

最強のクーラーボックスといって思い出すのがイエティ クーラーの製品です。正直、オーバースペックな感は否めませんが、最高をお求めである貴方であればその良さが解って頂けると思います。

保冷力は素材とその厚さで判るのですが、このYT35Wのフォーム素材はポリウレタンで、その厚さは5cmもあります。恐らくこのサイズでこれ以上の物はないのではないでしょうか?

35リットル有りますので1泊2日でしたら充分です。350ml缶でしたら約20本入りますので、保冷剤も入れて十数本の発泡する麦ジュース缶専用としてもキャンプ場で楽しめそうです。

このクーラーの頑丈さと素晴らしさが充分に解る動画がありましたので紹介します。

( ・ั﹏・ั).....

様々な用途に使えそうです!

最後の要の車内冷蔵庫

車で移動できる場合、心許ないクーラーボックスをやめて車内で使える冷蔵庫という選択もあります。長期間の場合はむしろ冷蔵庫の方をおすすめします。クーラーボックスはあくまで受身的な保冷なのですが、冷蔵庫はアクティブに物を冷やしてくれます

この冷蔵庫でしたら最近の車には付いている100VのAC電源、シガーソケット、そして何と言っても日本なら簡単に手に入るカセットガスにも対応していますので、長期の車での旅行でも使えますね。

屋外での最後の要である冷蔵庫はおすすめです。

安さで選ぶそこそこ保冷

5000円以内で選ぶベストバイのクーラーボックスがこれだと思います。このボックスには水抜き栓が付いていますし、キャスターも有りますので、とくに釣りをされる方にもおすすめします。また、価格の割には保冷材が厚く保冷力もありますね。

冷気を留める工夫として、取っ手の横に小さな取り出し口が付いていて、蓋全体を開けなくても中の物を取り出すことが出来ます。クーラーボックスの弱点である、大きく口を開けて冷気を逃してしまうということを脚力防ぐことが出来ますね。

お家族でのキャンプの場合は、もう少し大きな CBX-48L(W)もあります。

デザインで選ぶけど程々保冷力が欲しい方

1泊2日で使えて、色が綺麗なクーラーボックスのおすすめがこれです。50リットルと大きいのですが、その分保冷剤も入れることが出来ますし、車で移動してそのままキャンプするというオートキャンプでしたら一番おすすめといえます。

家に置いておいても可愛いですね!

ソフトクーラーのおすすめはこの3つ

ソフトクーラーはクーラーボックスに比べると保冷力は微々たるものです。使い方としてはクーラーボックスに入れて冷気を逃さないための補助クーラーの役割と、少し離れた仲間のところまで冷たさを保って運ぶ時に使えます。

私の中でソフトクーラーの定番といえるシアトルスポーツのソフトクーラーボックスです。とてもシンプルに出来ていて使ったあとは丸洗いもできますので、清潔に保てます。丸洗いできるというのはとても大切で、クーラーボックスは夏場に使うものですので、清潔に保つことが出来るというのは重要な要素です。保冷力はそこそこですので保冷剤も一緒に入れると良いかと思います。

このシンプルさがとても気に入っています。

ソフトクーラーの中でも保冷力が高いコールマンのアルティメイトアイスクーラーです。コンパクトに畳めるにもかかわらずこの保冷能力は魅力的です。ただ、ちょっと大きいために大きなクーラーボックスの中に入れるかそのまま使う感じでしょうか。

カタログスペックでは「保冷力:1日」と記載されていますが、実際に夏場の日中に使ってみるとそんなに長くは持ちません。日本の夏の炎天下でしたらなおさらです。ですが、ソフトクーラーにしては保冷力は良いほうだと感じます。

オートキャンプやドライブの時の車の中ですごく便利に使える小さめのソフトクーラーです。500mlペットボトルが数本はいりますし、ついでにチョコレートも入れておけます。もちろんコンビニおにぎりなどいたみやすいものも入れておくとokです。お盆や連休の渋滞の車内にもソフトクーラーは必須装備と言っていいかと思います。1000円程度と比較的安いのも魅力です。

大きなクーラーボックスは荷室に置いて、車内ではこういった小さなものが一つあると便利です。小さいのでクーラーボックスの中にも入れやすいです。

100均のソフトクーラーも侮れない

ソフトクーラーは無駄になりそうと考えられるなら、ダイソーやセリアなどの100均でもソフトクーラーは売っています。保冷力は気休めですが保冷剤と一緒に入れておくとそこそこは持ちます。また、薄い銀マットも売っていることが有りますのでそれを折ってクーラーボックスの仕切り+蓋を作ってしまうのも良いと思います。

ソフトクーラーの役割は小分けにしてできるだけ冷気を逃がさないということが大きいので、最低限の保冷が出来るものと割りきっても良いかもしれません。

クーラーボックスの保冷剤はこれがおすすめ

クーラーボックスは冷気を逃さないためのものですので、そもそも中が冷えていないといけません。そこで長く冷たさを保つには保冷剤も大切になります。

ごく普通の何の変哲もない保冷剤ですが「だがそこが良い」のです。何も考えずに冷凍庫で凍らせておき、使いたい時にぽいっとボックスに数個入れて持って行きます。超強力でもなければ、長時間持つということもなく、値段なり大きさなりの能力です。だけどそこが良いのです!(笑)これくらいであれば、ペットボトルを凍らせていくというのもいいなと思うくらいの感じですが、四角いために場所を取らず良いです。

ドライブなどで使うソフトクーラーでお使いでしたら、少し小さめのロゴス 保冷剤 アイススタック210もおすすめです。コンパクトさで重宝します。

保冷剤は、上記のごく普通の物か、下の超強力なものの両極なんだなと感じています。通常でしたら普通のもの、強力冷凍庫をお持ちでしたら強力なものをお使いになるといいです。

ちょっとやり過ぎ感もある保冷剤です。これの注意すべきところは「この保冷剤を凍らせるのに時間が掛かる」というところです。弱い冷凍庫でしたらなかなか凍ってくれないという報告もあります。冷たさを保つという意味では良いのですが、普通の冷凍庫に入れて翌日にさっと使うという感じではありませんね。強力な冷凍庫(冷凍庫内温度マイナス20℃が必要)をお持ちでしたらおすすめです!普通の保冷剤と一緒に使うのも良いです。

私のおすすめは、家庭用の普通の冷凍庫でしたら普通の保冷剤を数個買っておき、出かける2日前くらから凍らせておくのがお手軽でいいかなと思っています。もちろん本気キャンプの方は超強力保冷剤をおすすめします。

おわりに

夏のアウトドア。キャンプや広場での遊び、釣りやドライブ、アウトドアフェスまで、様々な場面で便利なクーラーボックスは少しの工夫でより便利に使うことが出来ます。まずは自分の使い方を知り、必要な大きさの物を選び少しずつ揃えていくと良いでしょう。

夏のアウトドアを楽しまれて下さいね!

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