旅行する時にたまにゲストハウスを利用しています。
安いのが最大の魅力のゲストハウスですが、それぞれの宿の特徴はオーナーさんによって違う部分が沢山ありました。
そこで、ゲストハウスが気になる方に向けて、ゲストハウスとは?から、私が事前に知りたかったゲストハウスに泊まるときのことを書いていきたいと思います。
ゲストハウスとは?大きなホテルとの違い
ゲストハウスとは、「簡易宿泊所」の営業許可がある建物の宿泊施設です。
宿泊は相部屋のドミトリー形式になっているところが多いのですが、ここ5年ほどでキレイな個室を持つゲストハウスも増えてきたように感じます。
ゲストハウスでは低価格にするために人でのかかるサービスを極力抑えらえらていますので、基本的に「泊まるだけ」の施設といえますが、他の宿泊客と自然に交流できる場所も設けられている宿が多いです。
だいたい立地が良かったりしますので、若い方を中心に多くの方が利用されていますね。
ゲストハウスは全体的にオープンなために、注意した方がいいことがいくつかあります。
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貴重品の財布や鍵・スマホは自分で管理
とくにドミトリーに泊まるときなのですが、貴重品をどこに置いておくのかとっても迷ったことを思い出します。
鍵付きのロッカーがあるところがあって、そこに財布をしまっておけたりしますが、ロッカーが無いところも結構有ったりしますので困ってしまいますね。
お金と通信手段は確保しておく
そこで、私は貴重品管理のためにウェストバッグ(ウエストポーチ)をもつのも1つの手段だと思っています。
海外で薄いウエストポーチにパスポートを入れられた方もいると思いますが、あれと同じ感覚です。
中に入れたいものは
- 財布やカード・チケット類
- 携帯・モバイルバッテリー
お金と通信手段、コレさえあれば何とかなるようなもので、失くすと本当に苦労してしまいそうなものです。
薄いタイプでも十分ですので1つ持っておくことをおすすめします。
飲んだあとでも安心感が全然違います。
大きな荷物はロビーに置くことになる
ゲストハウスのドミトリーでの宿泊では自分のスペースになるのはベッドの上だけです。
貴重品は身につけるとしても、大きな荷物となると置き場がありません。
私はドミトリーに宿泊する時には大きな荷物は持っていかないようにしているのですが、なかにはスーツケースでチェックインされたりもします。
そういう大きなスーツケースなどの荷物は、ロビーに置いておかれるのが普通のようです。
セキュリティ的に怖いのならば、多くの荷物を持っていく旅にはドミトリータイプは合いませんね。
鍵付きの個室があるゲストハウスがありますので、料金は高くなりますがそちらの利用が良いと思います。
夜間の出入りはオーナーによってぜんぜん違う
普通ホテルだと24時間出入り自由な所も多いと思いますが
ゲストハウスではオーナーさんによっては12時門限でセキュリティのために鍵が閉まってしまうというところもありました。
夜間は鍵がかかって電子錠で番号を入れたら開くというものも有ったり、様々です。
ですので、夜遅くなる予定がある旅の場合は、予約前にサイトや電話で問い合わせをしておいたほうが良いかと思います。
夜間出入りが大丈夫かダメか教えていただけます。
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ゲストハウスのサービス
ゲストハウスでは基本的に「泊まるだけ」と思っておいたほうが良くて
歯ブラシ・シャンプーアメニティは自分で用意するのが基本となります。
ゲストハウスの宿泊料金の中には、「泊まるだけの料金しかはいってない」が基本と考えると、あれもないコレもないというイライラを抑えられます。
ゲストハウス宿泊で持っていた方が良いもの
私がゲストハウスの旅に持っていくものは
- 財布・スマホなどの貴重品
- 歯ブラシ・ボディーソープ(小)・軽いコップ
- タオル(手ぬぐい)・ブラシ
- ウエストバッグ・リュク
- 耳栓
これらは必ず持っていきます。
海外勢になると、洗濯ロープや洗濯バサミも持っている人もいました。
ゲストハウスでは、雨露がしのげる空間と、寝るためのベッドが提供されるだけと考えて楽しみましょう。
自由に過ごすために自分でできることは自分でやっているという感じです。
ビジネスホテルや大きな観光ホテルのようなサービスが欲しい方は、ゲストハウス宿泊には向いていません。
ゲストハウスはどのような人が利用している?
普通のホテルと同じように、ほんとうに様々な人がいらっしゃいます。
一例ですが
- 定年を迎えられて旅している人
- 有給を使ってダイビングをしに来ている人
- 寒いのが嫌いなので冬は沖縄で過ごす読書好きの人
- 移住を考えて下調べに来ている人
- 日本一周・世界一周の人
これらは私が出会った人達なのですが、色んな人がいました。
実は最初にゲストハウスを予約する前に画像検索をしたのですが
どこもかしこも20代の若い方の「ウェーイ」といった写真ばかりで予約を入れるのにかなり迷いました。
交流はしなくても大丈夫
そんなウェーイ画像におののきながらも実際に泊まってみると…たしかにそういう方も多いのですが、端っこで読書をしている人もいれば、1人で飲んでいる人も多いのです。
普通のホテルなどと違い人との交流の場は多いのですが、自分の好きな過ごし方をしていればべつに何も言われませんでした。
人と交流したければ交流してもいいですし、静かに過ごしたければそれでも良いと思います。
女性のひとり旅でも大丈夫
私が時々行っている沖縄のゲストハウスには女性フロアが有って
女性のひとり旅の方も多く宿泊されているのが印象的でした。
確かに、男性の利用が多いのですが
ここ5年ほどはゲストハウス側も女性に気を使ったインテリアなどを工夫されている印象を受けます。
寝れる寝れないはその時次第!?
実は一度だけですが、夜になかなか寝れなかったことがあります。
それは、近くの人の盛大なイビキによってでした。
それ以来、耳栓を持参するようになりました。
ドミトリータイプではお隣で寝ている人がとっても近い距離にあります。
周りの方に迷惑をかけないように、静かに過ごされて下さい。
また、自衛のために耳栓持参が良いかもしれません。
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沖縄のゲストハウスについて
ゲストハウスといえば沖縄!(個人的な印象)
というわけで、沖縄のゲストハウスで知っておいたほうが良いことを書いていきます。
エアコン利用に料金がかかる宿がある
宿にはエアコンが必ずついていると思っていた方は現状を知っておかれたほうが良いかと思います。
確かに、各宿には必ずと言っていいほどエアコンは設置してあるのですが、実は…
- エアコン使用が自由な宿
- 使用時間によって料金が発生する宿
(100円のコイン式)
この2つに別れます。
エアコン利用に料金がかかるのは、地域の周辺の宿よりも一段と安い宿で行われていることが多い印象です。
何故こんなふうにされているかというと、エアコンの電気料金がとても高いからです。宿泊代を下げる代わりにエアコンは有料ですよということですね。
エアコンの利用に別に料金がかかるかどうかは、ゲストハウスのサイトに書いてありますので、注意深く読まれたほうが良いです。
私はソコソコ年齢が行っているので、エアコン無しでは過ごせませんでしたし、エアコン代を計算するともう少し良い宿に泊まれるなという料金になったりしますね。
暑い沖縄でどれくらい耐えられるか…など、熱中症になったらもっと高額になるので無理なさいませんよう。
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ゲストハウスの宿泊タイプはドミトリーだけではない
ゲストハウスのサイトを見ると分かるのですが、宿泊するタイプはいくつかあります。
- 一室に多数のベッドがあるドミトリー
- シングルや複数人利用の個室
個室の場合はしっかりした鍵がついているところがおすすめです。
ドミトリーにもいくつかのタイプ
ひとことでドミトリーといっても、宿ごとに様々なタイプがあります
- 開放的な二段ベッドのドミトリー
- 男女別フロア・男女同じフロアで一段ベッド
- カプセルタイプ
どれが良いというのは人によって違うと思いますが、私のお気に入りはカプセルタイプです。
ロビーにでると交流ができて、ベッドではプチプライベート空間という感じにできます。
開放的な二段ベッドのタイプは交流が好きな人や安さを求める人に人気ですね。
男女別フロアタイプだと、女性も男性もお互いにわりと気が楽だったりします。
なかには女性専用ゲストハウスもあったりと、色々気になる方はそちらの利用も良いかもしれません。
ゲストハウスの予約はどうやって行う?
ゲストハウスの予約は
予約方法
- ゲストハウスのwebサイトからだけ予約
- 「楽天トラベル」や「じゃらん」などの予約サイトからも予約できる
この2つの方法があります。普通のホテルと同じです。
「楽天トラベル」や「じゃらん」からの申込みが、残り部屋数の表示などシステムもしっかりしていて予約する方としては楽に行なえますね。
ですが、いくつかのゲストハウスは、宿のwebサイトからだけというところもあります。もちろん急ぎであれば電話でということもあると思いますので、お試しください。
別府 - 私が行ったゲストハウス旅
別府といえば100円で入れる温泉が数多く有って、一年中いつ行っても温泉好きのパラダイスなのですが
私が印象的だったのは別府のパン屋さんとアートマンスです。
とくに、別府市民の昔から愛される「友永パン屋」さんは行列ができるほどの人気で
実際に食べてみると、これまで食べた中でも1位2位を争うほどの美味しさでした。
もちろん、日本中に美味しいパン屋さんがありますので好みもあるかとは思いますがオススメできます。
それと、毎年別府では秋にアートフェスが行われるようで、その時期に行くと別府の街中で面白い展示が行われています。
アート好きにもおすすめできるのが別府だと思いました。
私が別府で体験したように、低金額で宿泊し、交流を通してその土地の良いところ探しにお金をかけられるのもゲストハウス宿泊の良い点だと思います。
まとめ
ゲストハウスで注意する点、知っておきたい点でした。
とくに、セキュリティについては旅を楽しく出来るかどうかの分かれ目と言ってもいいことですので、安心して宿泊できるように工夫されてくださいね。
ゲストハウス、とくにドミトリータイプの宿泊は向く人と向かない人がいると思います。
そのあたりを分かった上で宿泊するにはいい場所だと思います。