ちょっと変わった京都観光!大文字山のトレッキングを紹介します。
大文字山といえば、京都五山送り火の「大」の文字が火で照らされるということで、多くの方にとって馴染みのある山ですね。実はこの大文字山は京都の手軽なトレッキングコースとして、お散歩コースとして有名な哲学の道とともに南禅寺・銀閣寺あたりを楽しめる格好のコースとなっています。
もちろんお散歩ではなくトレッキングですので、それなりに疲れはしますが、ひと味違った京都を楽しまれたい方にとってもおすすめです。大文字山からの京都市内の眺望はとても素敵です!
大文字山トレッキングのルーマップ
大文字山トレッキングのルートマップ
大文字山トレッキングルートは1つですので、とっても解りやすいです。
この地図では、南禅寺から大文字山とありますが、銀閣寺まで抜けることが出来ますので、哲学の道と合わせて一周することが出来ます。
おすすめルート
1.銀閣寺往復
初めての方やお子様連れの方におすすめなのが、銀閣寺往復ルートです。このルートは大文字山登山では一番楽なルートになります。
銀閣寺の奥から登り始め、頂上に行き、同じルートで下ってきます。
最寄りのバス停は、銀閣寺前です。そこから銀閣寺方面に歩き、銀閣寺に向かって左奥側から登り始めます。確か、登山口には案内があった気がします。
銀閣寺側から登り始めるのは、南禅寺側から登るよりもずっと楽だからです。
あと、銀閣寺と大文字山山頂の間には「火床」という、五山送り火の火をつける場所があります。京都市内の眺望と一緒に楽しまれて下さい。
2.南禅寺→山頂→銀閣寺
銀閣寺ルートよりもちょっとだけ登るのが大変になるルートです。大変とはいえ、馴れられている方には「普通」に登ることが出来ると思います。
このルートは南禅寺を起点としていますので、銀閣寺側に下りたあとは哲学の道を通って南禅寺に戻ってくるコースも有りますね。
★歩く時間
南禅寺から大文字山山頂で約90分
大文字山山頂から下り銀閣寺まで約40分です。
お子様でしたらもっと遅くなるかと思われますので、時間には余裕を持って行かれて下さい。
装備
靴
山の道のトレッキングですので、コンクリートやアスファルトで舗装されているわけでは有りませ。最低でもスニーカーを履いて行かれて下さい。
服
トレッキングに適した服が良いです。木の枝が伸びてますので夏でも長袖があれば安心です。
その他
帽子や虫よけスプレー、休憩するためのレジャーシートなどがあれば万全です。もちろん食べ物と飲み物は必ずお持ち下さい。
大文字山トレッキングの楽しみ方
せっかくの京都ですので、京都ならではの楽しみ方をちょっとだけ紹介します。
京都市内の眺望
ひとつ目は、京都市内の眺望です。普段は見ることがなかなかない上から見た京都を見ることが出来ます。思えば、ここで五山送り火の「大」が灯されるわけですので、市内からも山頂からも一番見える場所ですね。
和菓子
ふたつ目は、大文字山の山頂で和菓子を食べよう!というものです。できれば野点と言いたいところですが、それはちょっと準備も大変ですので、お店で簡単に買うことが出来る京都の和菓子を買って山頂で食べながら京都を眺めるのもいいものです。和菓子は、例えば、わらび餅、八ツ橋の定番ものでも良いですし、砂糖菓子も京都っぽくでいいかと思います。
まとめ
京都は数多くの寺院があり、また紅葉も美しくて何度行っても面白い発見がある場所ですが、少し変わった楽しみ方もあります。
そのひとつが大文字山へのトレッキングです。登って行く時にも下った先にも、有名なお寺があるというのは京都らしいコースだと思っています。
お時間がある方、是非チャレンジされてみてくださいね。