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旧暦の月の呼び方と新暦とのズレについて(閏月)

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日本のカレンダーは明治の頃に旧暦から新暦に移りました。

旧暦では各月ごとに異名があり、現代でもそれが使われています。

ここでは、旧暦1月から12月までの各月の別名と旧暦と新暦への移り変わりについてまとめました。

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旧暦の1月から12月の呼び方

旧暦の月名
1月 睦月(むつき)
2月 如月(きさらぎ)
3月 弥生(やよい)
4月 卯月(うづき)
5月 皐月(さつき)
6月 水無月(みなづき)
7月 文月(ふづき)
8月 葉月(はづき)
9月 長月(ながつき)
10月 神無月(かんなづき)
11月 霜月(しもつき)
12月 師走(しわす)

 

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旧暦と新暦のズレと閏月

旧暦の呼び方や旧暦と新暦のズレや移り変わりについて

 

例えば中秋の名月が新暦の9月半ばの年もあれば10月に訪れることがあります。

中秋の名月はいつ?現代人の過ごし方まとめ

これは旧暦は太陰暦太陽暦、新暦は太陽暦(グレゴリオ暦)のために、ズレが発生しているためで、しかもそのズレは中秋の名月の例のように一定ではなく、年によって1ヶ月ほど違っています。

どうしてこういうことが起こるかというと、旧暦ではひと月の日数が新暦よりも短かったからです。

 

ここで疑問
「旧暦では毎年季節がずれるのでは?」

新暦では1年間365日を30日間と31日間の月、2月を28日間の月としていて、1日分のズレを4年に一度のうるう年として2月に1日付け加えて2月29日としていますね。

ところが、旧暦では「約354.3日」となり新暦と同じ12ヶ月間にも関わらず、「そもそも毎月の日数が少ない」状態のために、徐々に季節がずれてしまいます。

では、この状態をどうやって解消していたのかというと…

 

なんと「閏月(うるうつき)」というものがありました。つまり、1年が13ヶ月ある年があったのですね。例えば2月が2回ある年には正式な2月と閏2月がある感じです。(具体的な実例はwikiに書いてありますのでご参照下さい。割と難しいです。

閏月によって大幅な季節のズレは解消されました。

 

ところで、明治時代になっても旧暦だったのですが、この時代に採用された月給制では閏月には年に13回払われたのか?

どうやらこの辺に旧暦から新暦に変更された事情があったようです。

 

いつまで旧暦が使われていたか

旧暦→新暦は明治政府の懐事情だった!?

現代の公務員は月給制なのですが、これは明治に入ってから続いています(江戸時代は年俸制)。

月給制ということは雇い主は毎月お金を与えなければいけないのですが、13ヶ月の年があるばかりに1月分多く払わなければいけません。

ところが、明治政府が成立したばかりの頃はお金がなく…これを解消したのが改暦でした。

お金のために暦の制度まで変えてしまったのですね。

 

そのような事情もあり、明治政府は(旧暦)明治5年11月9日付て旧暦明治5年12月3日を明治6年1月1日とする内容の政令を出しました。

なお、この令は現在に至るまで有効だそうです。

このあと明治31年には4で割り切れるのに閏年とならない年のための令も出されています。

参考:閏年について

  1. 西暦年が4で割り切れる年は閏年。
  2. ただし、西暦年が100で割り切れる年は平年
  3. ただし、西暦年が400で割り切れる年は閏年

 

まとめ

旧暦の別の呼び方と旧暦から新暦への移り変わりについて書いてきました。

  • 1年は睦月から師走まで12ヶ月
  • だけど、旧暦では閏月により13ヶ月の年があった
  • 明治5年12月3日が新暦の明治6年1月1日になった

 

現代の社会でも親しみを持って使われている、月ごとの別名は日本らしい名前でとても美しいと感じています。

ときには旧暦を思い出しながら過ごすのも良いかもしれませんね。

 

 

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