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宇宙・航空

【暗黒物質観測装置も搭載】8月19日に打ち上げ-ISS補給機こうのとりHTV5号機が24日22時に接合!

2016/10/12

8月24日にこうのとりはISSに接合します。
こうのとりのISSへの接合は日本時間22時以降に行なわれます。

この模様は、NASA-TVにて、中継もされています。
NASA-TV http://www.nasa.gov/multimedia/nasatv/
 

雨のため延期が発表されていたHTV5号機を搭載した、H-ⅡBロケット5号機の打上げ日が19日20:50:49になりました。
 

ISSへ補給物資を送り届ける日本の補給機HTV「こうのとり」5号機の打ち上げが発表されました。
640px-HTV-1_approaches_ISS

(写真はwikipediaより 作者 NASA パブリックドメイン)

 

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ISSには日本人宇宙飛行士油井亀美也さんが滞在されています

日本の補給機を日本人が!

ISS補給機こうのとり5号機のの打ち上げが発表されました。
前回は2013年8月でしたので2年ぶりですね。

今回最も注目されるのは、7月下旬に予定されているロシアのロケット・ソユーズでISSに向かう日本人宇宙飛行士の油井亀美也さんがISSでこうのとりを迎え入れる可能性があるということです。日本人が日本の補給機を受け入れるというのは初めてだったと思います。

もうひとつ、個人的に興味が有るのは宇宙に広がる暗黒物質(ダークマター)の観測装置が積み込まれるということです。

 

 

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H-2Bロケットについて

ISS補給機HTV「こうのとり」を打ち上げられるはH2Bだけ!

こうのとりの打ち上げにH2Bロケットが使われますが、一体どうしてH2AではなくH2Bなのでしょうか。それはH2BロケットがISS補給機HTV「こうのとり」を打ち上げるためにH2Aをベースに開発されたロケットだからです。
 

当初の予定ではH2Aにロケットブースターを増強したもので打ち上げる予定だったのですが、高コストなことや信頼性の低下が見受けられたことにより、H2Aをベースに開発されることとなりました。現在、H2BはHTBこうのとり専用のロケットとなっています。つまり、HTVこうのとりが5号機ということはH2Bを打ち上げるのも5回目となります。
 

ちなみに、HTVとはH-II Transfer Vehicleの略です。

HTVこうのとり、これまでの打ち上げと、地球再突入

これまでの打ち上げ日と再突入日

HTVは補給船ですのでISSへの物資を載せていきます。
その荷物を受け渡したあとはISSから出たゴミを受け入れ、地球への再突入時に大気との摩擦熱で自らの機体ともにに燃やし尽くします。

HTV (愛称なし) 2009年9月18日  2009年11月2日
HTV このとり2号機 2011年1月22日 2011年3月30日
HTV このとり3号機 2012年7月21日 2012年9月14日
HTV このとり4号機 2013年8月4日 2013年9月7日
HTV このとり5号機 2015年8月16日(予定) 2015年

こうのとりに限らないのですが、ISSへ向かう補給機は補給という使命を果たしたあとは地球に再突入し燃え尽きることになりますが、高耐熱のものはそのまま海に落下する可能性もあります。

地球再突入ははやぶさが記憶にあたらしいのですが、あのような感じで肉眼で目撃できるということではなさそうです。洋上のため現実的ではありませんね。

こうのとり4号機、地球再突入の映像


 

こうのとり3号機と観測装置i-Ball

実は、こうのとり3号機と4号機においては再突入を観測するための装置が搭載されていました。i-Ballといいます。大きさは直径40cm重量は21kgです。
 

※今回は積まれていないようです!
 

i-Ballにはカメラのほか各種観測装置が搭載され、HTVこうのとりの再突入時の破壊の様子を映像として記録したほか、落下までの軌跡(位置データ)や、温度のデータ等を記録しました。これによって、今後の再突入機の制御の基礎データを集めました。通信には衛星通信のイリジウムが使われ、各種データが送られたとの事です。

まさにその形状からこうのとりの卵とも言えるかもしれません。
(この名称はNVSさんが付けられてました。。)
 

3号機に積まれたi-Ballからの映像です。

正直良く分かりません!
なお、こうのとり4号機にも搭載されていましたが、取得予定であった一部のデータに欠損があったようです。
 

宇宙開発のファンとしてはこういう一つ一つが面白く、興奮してしまいますね。

 

成功を祈ります!

先日、ロシアからの補給機プログレスが失敗し補給物資を届けることができませんでした。ISSには充分に物資があり心配するまでもありませんが、日本の補給機こうのとりは是非成功してもらいたいです。
 

 

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