どうしてもやる気がでない時に、私が行っている方法をまとめました。
私は自営業者なので、自分の意志で出来ることが多くあります。
ただ、外プレッシャーが無いので自分自身の中の「やる気」がでなければ、収入が無くなり先も無くなります。
元々、インドアであり、やる気があって始めた自営業ではないので、モチベーションアップの手法がどうしても欠かせません。
私がどうやってやる気をアップさせているのか。
どうやって不安のストレスを廃して行動を起こしているのかを7つまとめました。
やる気が出ないを克服する方法
1.締め切り効果の利用
私の仕事である「手作り作家」だけでなく、あらゆる作家さん、自営業者の方にとって、もしかしたら会社員の方にとっても締め切り効果というのは、いちばん重要なモチベーションアップの方法です。
いえ、やる気アップというよりも、「恐怖」のちからを利用していると言って良いかもしれません。
これを終わらせないとどうなるかを詳細に想像したり紙に書いていくのです。
具体的には
「納品できなくて信用を失う」
↓
「仕事がなくなる」
↓
先が見えなくなる
このような感じで進んでいきます。
幸福なモチベーションアップの方法とは違いますが、私にとっての先がないは、貯金0どころかマイナスになる可能性さえあり、社会的なダメージを追うことになります。
会社員の方でしたら
- 懲戒処分
- 減給
- 解雇
と言う事態になりかねませんね。会社の人間関係にも支障をきたしてしまいます。
このような恐怖は行動を起こすための原動力になります。
ただし、やりすぎると強いストレスで心が落ち着かなくなりますので、程々にするのが良いです。私は月に一度くらいの感じです。
2.好きな人を思い出す
一転、ここからは幸せなモチベーションアップの方法です。
例えば
- 会社や取引先会社のあの人に会いたい
恋愛関係ばかりでなく、人間性が素晴らしい方にはお会いしたくなります - 家族や子供の幸せ
- 週末はミュージシャン・芸能人のイベントでオフ会
人との幸せな関係を築いたり、その人の幸せのため、喜ばれているところを想像してみたりと
良好な人間関係を気づきたいということによってやる気が出てきます。
3.今後やりたい事を書く
遠い将来から、1ヶ月後、1週間後など、現実にできそうなことを書いていきます。
ここでは、ちょっと無理そうなことを書くのではなくて、手に届きそうなことを書いていきます。
2に書いた、アイドルや芸能人のライブやイベントに行くというのも、やりたい事の一つになります。私はオタクなところもありますので、結構これが効いていて、仕事の合間合間にはそんなことばかり考えています。
- 1ヶ月後の山下達郎のライブに遠征する
旅行行程なども含めて考える - 10代の頃から好きなマイナーなミュージシャンのライブに行く!
- 次の模型は何作ろう
要は、自分が好きな事について書いたり考えたりします。
ずっと仕事のことを考えてしまうとストレスにしかならないこともありあすので、自分が好きなことで、今すぐにでもやれることを考えていきます。
好きなことを考えていると、なんだか幸せですよね。その勢いでちょっとやる気が出ないこともやっつけてしまうという感じです。
4.小さな成功体験を思い出す
私のような自己効力感を感じることが出来ない方におすすめです。
自己効力感とは、簡単に言うと「根拠のない自信」ともいえるものです。
周りをちょっと見渡すと、何かよくわからないけれど何でもやりたがる人が居ますが、あの方々は自分なら出来てしまうという自己効力感を持っているのだと思います。そして、周囲と一緒に楽しくやってしまわれたりしますね。
あんな感じには私にはなれそうもありませんが、自分ひとりだけなら、どうにかなりそうです。
自己効力感を持つには、小さな成功体験‥というと堅苦しいのですが、3の未来の幸福ではなく、過去の小さな幸せを思い起こすこと、そしてこれからの方は、ほんの小さなことでも良いので「出来た!」という感覚を覚えて行く感じです。
日常的なことで言えば
- テーブルの上を片付けた
- 茶椀を洗った
- 靴を整理した
など、こんなことです。
これ、普通にやっている人にとってはあたり前のことなのかもしれないのですが、すぐに散らかしてしまう私レベルになると、こんなことでも「出来た」ということになります。
このような小さな出来たを積み重ねること、そしてそれを当たり前のことと捉えずに「やってやったぞ」という肯定的な思いをもつこと。
この積み重ねが何となく自分でもやれば出来るものだなと、自分自身に感じることができるようになるそうです。
こんなことばかりやっている私はどんなにものぐさかバレてしまいそうですが、そんな感じです。
だからこそ、私にはモチベーションアップの方法の実行が欠かせなかったりします(馴れないと疲れますが..
5.言葉を読む
以前やっていた方法になりますが、
自分がやりたい事の先を行く方の本を読んでみたり、著名な方の言葉を読んだこともありました。
私に効果的だったのは、自分がやっている仕事の第一人者の方の言葉です。
そういう方というのは、苦労されて現在の位置にたどり着かれていますので、なかなか上手く行かずにやる気を失おうとされている方の状況も沢山見られてきています。
それだけに、その言葉は重く、その時にどう考えられたのかを読むことが出来ます。
巷にあふれる自己啓発本よりも、自分が関わる業界で長くやっておられる先輩方の言葉のほうが絶対に心に響くと思います。
私は時々ですが、ふとした瞬間に思い出して、やりたいを継続することが出来ています。
6.すぐ出来ることまで噛み砕く
いつも思うのは、やるべきことが多すぎたり、すぐにはたどり着かないことをやらなくてはいけない時に、混乱してやる気がでないということが多いなということです。
だいたいにおいて、何もやりたくない状況というのは少なくて
「やりたくないことをやりたくない」
だけであって
面白いことなら今すぐにでも出来るものです。
というわけで、今すぐできる面白いことを見つけるということをしていました。
仕事上の大きな物事は小さなことに因数分解していき、その中で直ぐにできること、面白そうなことを探して、そこから始める方法です。
通勤が嫌…という場合には、通勤の道の所々にポイントをおき、「ここまで行こう」を繰り返すといいということを聞いたことがあります。マイルストーンという感じですね。
その人の場合は、駅の売店のおばちゃんに挨拶をしていたそうです。まあ、みんなに挨拶されたらおばちゃんも大変そうですので、程々にが良いかも。
7.お金
なんだかんだ言って、お金が最大のモチベーションになりますね。
上手く行けばお金が入ったり、評価が高まったりという想像力がやる気にさせてくれます。
これは、ほんとうに身もふたもないことなのですが。
やっぱりお金はタイセツ。です。
やる気を出すには内部よりも外部要因?
やる気とかモチベーションというのは、心の中のことなのですが、それを支配しているのは、意外と自分ではなく、外部なのかもしれません。
簡単に言うと、社会の影響力です。
それは人間関係であり、経済的なことなのですが、これらに振り回されてしまうと疲れてしまいますね。
それでも、落ちているやる気を上昇させて、社会生活を送らなければいけないので大変です。
本当にやる気がでない時は、自分の心の中を見るのではなく、周りにある小さな幸せを見つけながらやり過ごすというのがいいのかもしれません。
私などは猫がいれば幸せな感じですので、沈んだときにはペットショップにいったり、猫を探しに出かけたりもしてしまいます。
そうやって、日々過ごしていれば、面白いことが見つかったり、新しい人間関係が楽しくなっていき、なんとなく面白いなと感じています。
番外編
もし、外部要因を見いだせないのであれば、瞑想を利用されても良いかと思います。瞑想はスピリチュアルなことですので毛嫌いをされているかもた多く、実は私も人に言われて行う瞑想なんて大嫌いです。
ですが、実際の所、目を閉じてゆっくりと過ごすだけで、随分違ってくるという印象があります。嫌な方にはオススメはしませんが、モチベーションアップをしたい方、何かやりたい事がある方には一つの方法として試されて見られてもいいかと思いました。
ネット上に沢山情報はありますが、情報がありすぎて混乱もありますので、『マインドフルネス瞑想入門』を読まれることをおすすめします。
この本にはCDがついていますので、最初どんなふうに瞑想を行えばいいかわからない時にとても解りやすく、まさに入門のための本になっています。