初心者から始めるタチウオ釣りの仕掛けや合わせ、釣り上げる時の注意点です。
9月からシーズンに入り10月11月といい時期を迎えますね、ちなみに私は4月頃からタチウオ目的で海に通い始めます。
タチウオは当たりが弱い→強い引き→すぐに噛み切ってしまうために少し馴れが必要ですので、仕掛けと合わせてどうしているかを書いていきます。
タチウオの仕掛け噛み切り対策にタチウオワイヤー
タチウオの仕掛けの一番の特徴は
タチウオの強力な噛み切り対策としてタチウオワイヤーを仕掛けに使うことです。
当初はナイロン3号程度で大丈夫だろうと、たかをくくっていたのですが、2度3度と食いちぎられてしまい流石にタチウオワイヤーを使うようになりました。
仕掛けは
私がタチウオ釣りでよく作る仕掛けです
- 竿 メバルロッド(~6g)
- PE 0.8号
- リーダー ナイロン3号1m
- サルカン
- タチウオワイヤー
- オモリ バレットシンカー(5g)
- 針 管付き丸セイゴ12号~16号
- 餌 キビナゴ
です。
御存知の通り、タチウオは大変に引きが強くてメバルロッドでいけるかなと心配でしたが、メバルロッドにPE0.8号、リーダーにナイロン3号で指4本が来ても充分に上げることができました。心配になるほどしなりますが大丈夫でした。
なお、タチウオワイヤーと書いていますが、ホームセンターで売っている市販の針金0.3mm程度のを利用して作ってしまっています。
0.3mmのステンレス針金に2本の針を通して使います。これで切られずに上げることができました。
ただ、釣具屋でタチウオワイヤーとして売られているものを使ったほうが絶対にいいです!安心感が全然違います。
オモリは小魚の頭の役割を果たしますので、糸にカシメて使うタイプではなくバレットシンカーを使います。中に糸を通して動くタイプですね。
針は丸セイゴの12号より大きなものを使っています。タチウオの口は大きいので、16号がいいのですが、針が大きいとキビナゴが崩れてしまいます。大きめのワームを使う場合は16号の方がいいです。
買う場合は必ず「管付き」にしてください。「管付き」とは、サルカンなどを通す穴付きの針ということです。
余談
リーダーをフロロではなくナイロンを使っているのは、フロロだと巻きすぎた時にヨレが発生してしまうからです。
まだまだ初心者の私では、リードを残す巻きをすることが難しくて、ついつい最後まで巻いてしまうことが多くなります。そうするとフロロカーボンリーダーがよれてしまい、それだったらナイロンを使ったほうがいくらか良いという感じです。ナイロンリーダーでも充分に感度が良いです。
タチウオの合わせ方と上げ方
タチウオの当たりと合わせ
タチウオは当たった時点では食いが甘いのですので、最初の当たりの時点で合わせても、なかなか針がかかってくれません。
その瞬間はじっと待ち、数秒後に合わせるといいタイミングになります。
合わせも、優しくやるのではなくて、思いっきり大丈夫です。そうでないとバレる可能性が高くなります。
タチウオを上げる
タチウオは暴れますので、絶対に糸を緩めないように水面に上がる瞬間にはグッと竿をあげます。
他の魚と同様なのですが、初心者の場合、リールで糸を巻いているときから穂先が上がっていますので、水から上がる瞬間までは穂先を必ず下に向けたほうがいいです。
タモを持っている仲間がいれば、助けてもらうのもありです。
タチウオのサイズの呼び方
釣り場でタチウオのサイズを聞かれたりする時、会話の中で「指4本」や「指3本」という言葉が飛び交っています。
これは、タチウオの胴の幅が「指4本くらい」ということですね。
もちろん人によって指のサイズが違うので、厳密なサイズを言っているわけではないのですが、だいたいコレくらいだったという、釣り人同士の挨拶みたいなものだと考えて下さい。
指4本以上だと、その大きさや、釣り上げる時の引きを想像して、釣り人は喜びます。
東京あたりの市場だと、1.5kgのタチウオは高額で取引されると聞いたことがあります。
釣具屋とスーパーのキビナゴの違い
余談になりますが、釣具屋に売っているキビナゴとスーパーとの違いは…
釣具屋キビナゴ
一定の大きさまで育てられていて形が揃っているので、針に付けた時に身崩れにしくい。冷凍してあるので、十分に溶かしてから使う。凍ったままだとサクサクと崩れます。
スーパーのキビナゴ
数多く入っているけど、大きさがバラバラで小さくて使いにくいものもあるが、冷凍していない場合はすぐに使える。
このような感じです。
私は海まで少し離れている釣具屋でキビナゴを買って道中で溶かしながら海を目指します。氷入りのクーラーに入れておくとなかなか解けないので注意が必要です。
一方、日中にスーパーにいける場合はスーパーで買っても良いかもしれません。冷凍していないのですぐに使えますし、クーラーで冷やしながらホなん出来るので痛みが少ないです。
釣る時間に合わせて選ばれると良いかと思います。