A4サイズのタテヨコの長さ比率、写真印刷について調べました。
また、A4サイズがどのように使われているかをまとめました。
ビジネス文書の基本サイズのA4はデジタル全盛の現在も様々な所で使われていますので、是非知っておかれてください!
A4サイズの縦横の長さと比率
A4サイズの縦横の長さ
A4サイズは297×210 mm
- 縦 タテ 297mm(29.7cm)
- 横 ヨコ 210mm(21.0cm)
紙は正確な寸法が決められているのですが、A4の大体のサイズ感を考える時は300mm×200mmくらいで覚えています。
A4サイズの比率
A4サイズはA判と呼ばれるサイズの種類で 大きさ順にA0-A1-A2-A3-A4-A4などがあります。
各サイズを1/2にしていくとひとつ下のサイズとなりますので、縦横の比率はA判でしたら全て同じです。

A4の縦横比率は「1:ルート2」
です。
ちなみに、B判の比率も1:ルート2になります。つまり、A判B判ともに紙の比率は同じだと覚えておかれてください!
ではどうしてA判とB判版の大きさが違うのかというと、基本となるA0とB0の大きさ自体が違うからです。
- A0は 841×1189mm
- B0は 1030×1456mm
B判のほうがA判よりも面積が約1.5倍大きいです。 このA0・B0をそれぞれ長辺を4回折り曲げたらA4,B4サイズになります。
なお、日本で使われるB判と海外のB判の大きさは違うことに注意されてください。
A4サイズとピクセル数 綺麗に印刷できる解像度
A4用紙に綺麗に印刷するためにはdpi(1インチあたりのドット数)が大きいほうが綺麗になります。ですが、下の表の通り、dpi数が増えると、解像度も増えてしまい、ファイルが大きくなったりします。
A4 297*210mm | 縦横の値(ピクセル) |
72dpi | 842*595 |
144dpi | 1684*1191 |
200dpi | 2339*1654 (約357万画素) |
250dpi | 2923*2067 (約604万画素) |
300dpi | 3508*2480 (約870万画素) |
350dpi | 4093*2894 (約1184万画素) |
インクジェットプリンタの場合
A4サイズの用紙に綺麗に印刷するには200dpi~300dpiほどでいいです。
エプソンプリンタのサイトでは400万画素で綺麗に印刷できるとあります。(参考エプソンプリンタ)
実は、これ以上の解像度に上げても、家庭用のものではそれを表現できませんし、ファイルの種類によっては巨大なファイルサイズになってしまい、印刷が遅くなる可能性があります。
A4サイズはどう使われているか
A4の規格と使われ方
A判と言うのは国際規格であり、世界中で使われているサイズです。
ちなみに、B判は日本独特のサイズで江戸時代に公用紙として使われていた美濃紙の大きさから考えられたサイズのようです。
うちは以前から役所とお付き合いのある仕事をしていたのですが、以前は書類といえばA4やB5で作っていた記憶があります。確かワープロ専用機の時代だったと思います。そして、90年代のいつからか全てがA4に変わっていきました。ただ、A4で大きすぎるときにはB5の時もあるようです。
履歴書はA4が無難かも
A4は他にも履歴書や楽譜などで使われていますね。
履歴書のサイズはA4かB5で売られていますが、ビジネスの書類はほぼA4サイズが使われていることを考えると、履歴書もA4を使われたほうが無難かもしれません。
プリンターで印刷するときもA4用紙の方が手に入りやすいと思います。
A4サイズが入るバッグを選ぶときに注意すること
ビジネスバッグなどでA4サイズが入ることを売りとして販売されているものが結構有ります。
私もバッグを作ることがあるのですが、A4サイズバッグとするときには注意していることが有ります。
A4サイズが入るというのは、「A4サイズのバッグ」ということではなく、A4用紙をフォルダーなどに挟んだ上でそのケースごとバッグに入れることを想定して作られているのがほとんどです。
もちろんビジネスバッグもそれを考えて買ったほうがいいですね。
ちょっとしたことですが、これって結構重要だったりします。 A4の紙をそのまま持って行く事なんて稀ですので、A4バッグを選ぶ時、一体どっちなのか少し考えられるのも良いかと思います。
A4まとめ
私達の生活で様々な所で使われている紙、そしてビジネスではデジタルが主流となりつつあってもやはり紙というのはまだまだ大切であり、とくにA4サイズというのは至る所で使われます。
普段はそのサイズ感について意識することはないと思いますが、豆知識として何かの参考になれば嬉しいです!とくに私のようにペパクラを作ったり手作りのものを作られている方のご参考になるのが一番嬉しいです。