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【私の体験】四十九日と初盆の関係は?お盆の参列者の香典の金額と表書きは?服装は?マナーを知っておこう

更新日:

段々と歳を重ねると非常に残念ですが様々な不幸に出会いますね。

身近な方やお世話になった方、親しみを持っていた方の不幸はとても悲しいです。

ただ、社会人となると悲しんでばかりはいられず
どうしてもそのしきたりに従って動かなくては
いけない場合があります。

そんな時に戸惑わないように
私の体験や調べたことをまとめていきます。

四十九日と初盆ってなんだろう?その時期は?

四十九日について

初盆とは何でしょうか?

四十九日は七日毎の法要の7回目にあたる日のことをいいます。

初盆とは四十九日のお勤めが終わったあとに
亡くなれた方が初めて帰ってこられるお盆
です。

例えばその地域のお盆が8月13日でしたら
その49日前である6月25日までに亡くなった方が
その年に帰ってこられ
初盆を迎えられるということになります。

四十九日や初盆の日程はご家族によっては曖昧です

実は現在においては
とくに四十九日の日程は結構曖昧になっています。

以前は農業主体でしたので
平日でも親戚が集まり法要が行われていたのですが
現在は会社員が主流ですので
土曜日曜などの休日に
四十九日の法要を行う方も多くあり
これによって初盆の時期も変わることがあります。

この辺りはご親戚の方や
お寺のご住職の方とのお話で
どうしたいかを決められるといいでしょう

うちの場合は四十九日と初盆が同じ時期に
訪れたということがないために
具体的にどうされているかは分かりませんが、
四十九日の日程を土日に合わせたという経験はあります。
皆で集まって故人を偲びたいという考えからです。

お盆はいつか?地域のお盆の時期を知る方法

現代では一般的なお盆は8月13日から16日ですが
7月13日から16日をお盆としている地域もあります。

実は旧暦を使っていた頃までは7月がお盆だったのですが
明治時代に暦が太陽暦に変わり、8月となりました。

全国的に大体8月がお盆なのですが
地域によっては7月に行われるところもあります。これらはお近くの方やご親戚の方に何気なく聞かれるといいでしょう。

例えば
普段の会話の中で

「お盆の時期って地方ごとに違うみたいですね」
聞かれてみると、その方のご親戚のお話など具体的なことを聞くことが出来ます。

転勤や引越の時などは
その地方のことを予め聞いていたほうがいいですね。
こういうしきたりに厳しい方が時々いらっしゃいますので。

四十九日のマナー

四十九日のお寺のマナー

四十九日の服装とマナー

一番気になる服装は喪服です。

故人の法要の時は必ず喪服
覚えておけば間違いは有りません。

お寺を訪れる時には観光でしたら
平服でも問題有りませんが
法要に参列される際は必ず喪服がいいです。

喪服でしたら変に悩む必要も有りませんし
おかしいと思われることも無いかと思われます。

ちなみにですが
お通夜では以前は喪服ではなく
(喪服だと「準備していた」と思われるので)
ダークなスーツと言われていましたが。
現在ではたいていの方が喪服を着られている
ことが多いと感じます。

 

四十九日には香典を包むの?相場は?

包まれる場合には御仏前と書きましょう。

仏教では四十九日を過ぎると
故人の霊は仏様となられるそうです。

四十九日の法要は仏教の法要ですので
包まれる際は、御仏前と書きます。

相場ですが、故人との関係性や地域によって
随分と違ってきます。
これは出来るならご家族やご親戚など
周囲の方に聞いたほうが良いと思われます。

基本は喪主様にご負担をかけないような金額です。
多すぎるとかえって気を使わせてしまう場合もあります。

関係性にもよりますが5000円から1万円といったところでしょうか。
内袋には必ずお名前と金額の他、ご住所も書かれるといいです。

 

現在はネット上に様々なことが書かれており
それを真に受ける方が沢山いらっしゃいます。
それが間違っているとは思いませんが
あくまで参考程度にしておいたほうが良いと思っています。

 

初盆のマナー

初盆の時の服装は?

お墓にお参りをする場合は喪服で良いと思います。

初盆は四十九日も終わり故人も仏様になられており
また、初めてのお盆で帰ってこられる日です。

悲しみにくれるのではなく
故人とともに過ごすと言う気持ち
そして、人生を楽しんでいるということを
故人にお見せするという気持ちで
過ごされると良いと思います。

 

いくら包むのか?表書きは何か

表書きは御佛前です。

四十九日と同様に、故人は仏様になられていますので
御佛前と書きましょう。

相場はやはり関係性にもよりますし
地域や親族によって随分と違います。
お盆の時の香典は無いというところもあります。

ですので、必ずご家族やご親戚、そして地域の方に
それとなく聞かれたほうが良いと思います。

香典を渡すしきたりがないのに包んでしまうと
これはこれで喪主様に気を使わせてしまいますので…

包むとしても5千円くらいかと思います。

 

私が考える初七日や四十九日、初盆の意味

法事のマナー

故人が会わせてくれるご縁

仏教では人が亡くなると多くの法要が行われますね。

お通夜を始まりにして、お葬式、初七日
七日七日の法要、そして四十九日。

これらは何のためにあるのか?
私が思うのは、
これは故人のためではなく
生きている私達の絆を繋ぐためにあるのだと考えています。

忙しい毎日を送る私たちに
なかなか会えない方との繫がりを持たせてくれるものが
こういった法要ではないでしょうか。

私も親族が亡くなりましたので参列したのですが
遠くに住まわれている叔父や叔母と
会うことが出来てとても嬉しかったです。

故人が会わせてくれたというのは
また違うと思うのですが。
やはり、親族皆が揃うというのは
嬉しいものです。

 マナーやしきたりは何故あるのか

マナーやしきたりは何だか窮屈に感じてしまいますね
では、何故こういうことがあるのでしょうか

 

マナーやしきたりは
「何かしてあげたい」気持ちを
「こうすればいいよ」と示してくれるものであり
それによって縛られることではないかと考えます。

しかし、いつの間にか「こうしなければならない」
という強制になっています。
だとしたら、それに従うことが円滑に過ごすコツです。

本末転倒かもしれませんが
後々まで嫌な気持ちにならないためにも
知っておいた方が良いのかもしれません。

そして、それらはネットで知るのではなく
ご家族やご親戚同士で話し合われて
決められるのが一番だと思います。

 

一番大切なのは
故人を偲びながら
故人に対して「私たちは元気に生きているよ」と
見せてあげることだと考えています。

そしていつまでも故人を忘れないことだと考えています。

 

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