どうしても市販の柔軟剤(じゅうなんざい)が苦手でずっと使っていなかったのですが、柔軟剤は自分で作れると聞いて、手元に有ったクエン酸をつかって手作りしました。
自分で作るものは、手軽なクエン酸を使ったり、使うアロマの香りも選べますので好みのものが作れますね。
これからチャレンジされたい方のために、私が作った時に材料集めで気付いたことなどを書いていきます。
柔軟剤の作り方と材料
まずは、柔軟剤の材料集めをします。
柔軟剤の材料集め
今回は約200mlの柔軟剤を作ります
必要な材料は
材料 | 量 | お店 |
ボトル | 1本 | 100均 |
クエン酸 | 18g | 薬局 |
グリセリン | 23ml | 薬局 |
アロマオイル | 15滴程 | ネット |
水 | 200ml | 薬局 |
このような感じです。薬局はマツキヨ等のドラッグストアで大丈夫です。
材料について、ひとつひとつ解説しますね。
ボトル
使う量 1本
今回は量が200ml程なので、300~400mlが入れば十分ですが、大きさは作られる量によって決めて下さい。ボトルのデザインも沢山あるので、材料を入れやすいとか、使う時に液体を出しやすいなど、お好みのものを買われて下さい。
ペットボトルを使うとお子様が間違って飲まれる可能性も否定できませんので、柔軟剤専用に買ったほうが良いかなと思っています。ペットボトルを使われるときには、「洗剤だから飲まないように」など、分かりやすく書かれておいて下さい。
クエン酸
使う量 大さじ2杯(18g)
私は手元に有った食品用を使いました。柔軟剤は口に入るものではないので掃除用でも大丈夫なようです。
クエン酸の食用と掃除用の違いは、中に入っているクエン酸の濃度です。濃度が低いと不純物がたくさん入っていることになりますね。その不純物が食べたら駄目なものだったら怖いので、食用の場合はドラッグストア等など安心できるお店で買われて下さい。お掃除用でしたらなんでも良いのかもしれません。
クエン酸のかわりに酢を使うという方法もあります、その場合は水とクエン酸は使わずに酢を200mlをつかうのですが、3倍酢などを使うときにはちゃんと薄めた状態で200mlにされて下さい。
計算すると、実際に使う酢の量は3倍酢の時は66ml、5倍酢の時は40ml位になります。結構少ない量でできそうですね。厳密に量るのは難しいので、だいたいそれくらいという感じです。
私の場合は酢を使うとあの独特の匂いがつきそうで躊躇していますが、酢を使っても気にはならないそうです。勇気がある方は是非チャレンジされてみて下さい:;(∩´﹏`∩);:
私が洗濯で酢を使うのは、魚臭い服の匂いを消すときだけです
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グリセリン
使う量 大さじ1.5(23ml)
グリセリンは布などをふわっと仕上げる効果があります。ドラッグストアでは100mlで600円。これで柔軟剤の約230mlのものが4つ作れますね。500mlのグリセリンは約1000円ですのでこちらのほうがお得です。
グリセリンが余るようでしたら他の用途がたくさんありますので、そちらに使われるのもいいかと思います。例えば、手作りの化粧水でも使いますし、DIYがお好きならばスノードームでも使います。
水(精製水)
使う量 200ml
精製水というのは、水を浄水して純水に近づけたものです。500mlで100円位で売っています。赤ちゃんミルク用の純水とほぼ同じなので、そちらでもokです。節約されたい場合は、水道水でも大丈夫です。RO(逆浸透膜)浄水器を使われているのであれば純水に近い水が出てきますので、その水を使われると良いかと思います。
精製水は綺麗な水ですので手作りの化粧水でも使いますね。ただの水ともいえますので何にでも使えます。
柔軟剤を作っていて気付いたのですが、クエン酸が水になかなか溶けてくれない時があるようです。とくに水が冷たい冬は溶けにくそうですので、材料を混ぜ合わせる前に、少しだけ水を温めてあげておくと良いかもしれません。
アロマオイル(精油)
使う量 10滴~お好みで
精油は衣類への香り付けに使いますが、香りが無い方がいいのでしたら精油は要らないかなと思っています。ですが、どうやら天然由来のアロマオイルには抗菌作用も期待できるということですので、かすかに香る程度で入れられるといいですね。私もそうしています。
それと、衣服に色がつかないように無色か薄い色のアロマオイルを使ったほうがいいです。衣類は色付きのばかりではありませんので、白色のものも洗えるように、色が薄いアロマオイルをおすすめします。
ほぼ無色のアロマオイルは
- ローズマリー
- ラベンダー
- ローズウッド
- ユーカリグロブルス
こんな感じでしょうか。
かすかには色がついていますが、多くの水に溶かしますので気になるほどでもないと思われます。
使うアロマオイルは天然由来のものが良さそうですが、アロマオイル(精油)の刺激に弱い方もいらっしゃいますので、ご注意くださいね。とくに、ペパーミントは香りも強いと思いますので、使われる時はほんの僅か、10滴以内で良いかもしれません。
アロマがお好きな方はブレンドしても楽しめると思います。
柔軟剤の作り方 -材料を混ぜ合わせる-
実は柔軟剤を作るのはとても簡単で…
材料を容器に入れて、カシャカシャと混ぜ合わせるだけです!
それだけで出来てしまいます。
もし、クエン酸のつぶつぶが底に残ってしまうようでしたら、少しだけ水を温めてあげると簡単に溶けてくれます。
ボトルに柔軟剤の材料を入れにく場合は、他の容器で作ったあと、ボトルに入れ替えられて下さい。入れ替える時はジョウゴを使うと便利です。このほうが好きなデザインのボトルを選べるので良いですね。
自分で作った柔軟剤を使ってみました
自分で作った柔軟剤を使ってみる
使い方は普通の柔軟剤と同じです。
洗剤と一緒に入れるのではなくて、十分にすすがれたあと、水が透明になった時に入れます。今の洗濯機でしたら、柔軟剤を入れる場所がありと思いますので、そこに入れて下さい。
私の場合、衣服の香りが苦手だったりするので、服ではなくて、バスタオルに使ってふんわりと香りを楽しみました。アロマオイルを少量だけしか使わなかったのですが、かすかに好きな香りが漂ってくるというのはいい感じです。
柔軟剤を使うと水を吸収しにくくなるようですが、十分に吸ってくれますので、柔軟剤の量を変えながら何度か試されてみて下さいね。
柔軟剤スプレーとして使う
柔軟剤をスプレーの容器に入れて吹きかけるという使い方をされている方もいらっしゃいます。
今回作った柔軟剤を更に薄めて、例えば水500mlに作った柔軟剤を25ml入れます。これでも、洗濯機に入れて使う場合よりも濃い柔軟剤の液になりますね。もっと薄めても良いかもしれません。
水と混ぜてできた液を、スプレーに入れて直接服などに吹きかけます。霧状に飛んでいきますので、吸い込まないように注意することと、お肌につかないようにされて下さい。
私としては、あまりお薦めはできないかなと思いますが、ご参考までに…。
まとめ
手作りの柔軟剤のお話でした。
材料を揃えて混ぜ合わせるだけですのでとても楽に作れますね。
アロマは色々ありますので、無色で刺激が少ないのがいい感じです。ペパーミントがお好みの場合はとっても強力ですので、ほんとに少しだけが良いです。
かすかに漂ってくる香りを楽しまれて下さいね。
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