毎年夏に開催される日本を代表するお祭り、徳島阿波踊りの情報です。
阿波おどりといえばやっぱり徳島の阿波踊り、25万人のまちに140万人近くの人が訪れ「同じ阿呆なら踊らにゃそんそん」と多くの方が楽しまれています。
この記事では毎年の開催スケジュールや観覧席のチケットのこと、アクセス方法などなど阿波踊りに関係する話題について書いていきます。
徳島阿波踊りの日程とアクセス
徳島阿波おどりの日程(スケジュール)
阿波踊りは
毎年8月12日から15日までの4日間
開催されます。
2018年は
8月12日の日曜日から8月15日の水曜日
です。
前夜祭は8月11日にあります。
阿波踊りは毎年決まった日程で行われています。
因みに、毎年8月12日までの4日間はお隣の高知県では「高知よさこい祭り」が開催されていますね。
四国は全国で開催される阿波踊りやよさこいなど、ここが発祥となっている祭りがあって凄いです。
高知の友人に聞いてみたところ「四国の人はだたのお祭り好き」だと笑っていました。
現状2018年8月7日
阿波おどり実行委員会による、総合的な公式サイトができています。
公式サイトが観覧やチケットのことなどについて、一番まとまっていますので、ぜひご覧ください。
なお、チケットは「チケットぴあ」でご購入できます。
以下、2017年の情報で書いていきます。
阿波踊りが見れる場所(12日から15日)
阿波踊りでは、市内各地で見られるのですが
有料演舞場と無料演舞場がありますのでそこが見やすいと思います。
有料演舞場の場所は
- 徳島市役所前演舞場
- 藍場浜演舞場
- 紺屋町演舞場
- 南内町演舞場
無料の演舞場は
- 両国本町演舞場
- 新町橋演舞場
です。
踊り広場という街なかの広場もあります
- 新町橋東おどり広場
- 両国橋南おどり広場
- よんでん阿波おどり広場
四国電力徳島支店前
この他、NHK徳島放送局や徳島市シビックセンターなど、多くの連の阿波おどりを見ることができる場所があります。
有料になりますが以下の2箇所の室内では選抜チームが踊られます。
- 徳島市文化センター
13時30分からと16時の2回 - あわぎんホール
13時30分からと16時の2回
以上が8月12日から15日の本番で阿波おどりが見れる場所です。※もっち小さな場所でも踊られるかもしれません!
有料演舞場の演舞時間とチケット(2017)
有料演舞場のチケットは例年7月1日の午前10時に発売になります。
※特別席のチケットは2017年6月15日から発売です。
2017【特別席】阿波おどり有料演舞場 (【8月12日1部18時 - 】南内町演舞場 特別席)
特別席の専用のサイトに2017年6月15日(木)10:00 以降にアクセスすることによって購入できます。
★以下、時間や会場は変更の可能性もあります。分かり次第最新のものにします。
阿波踊りの時間(2017)
阿波踊りは第一部と第二部があり
1部、2部の入れ替え制です。
第1部 18:00~20:00
第2部 20:30~22:30
毎年、同じようなスケジュールです。
それぞれの場所や日にち毎にチケットが必要になります。
販売は特設のサイトがあり詳しく書いてありますので、そちらを御覧ください。
なお、2016年は「阿波おどりチケットセンター限定販売!!」として、6月15日より「南内町演舞場の特別席」の発売がありました。今年もお見逃しなく!
通常の一般発売はチケットセンターの他、チケットビア、ローソンチケット、イープラス、楽天チケットで購入できます。
※参考として2016年の価格を書いておきます。詳しくは公式サイトをご覧ください
席名 | 前売料金 | 当日料金 |
S席 | 2,000円 | 2,200円 |
A席 | 1,800円 | 2,000円 |
B席 | 1,600円 | 1,800円 |
C席 | 900円 | 1,100円 |
特別席 南内町演舞場のみ |
5,000円 | 5,200円 |
このような感じです。観覧席で見るならやっぱりS席ですね、でもチケット数は限られていますので激戦です。
8月11日に阿波踊り前夜祭
毎年、開幕日の前日に前夜祭が行われます。
会場:アスティとくしま
料金:(2016年実績)
特別指定席 2,600円(前売) 2,800円(当日)
指定席 2,200円(前売) 2,400円(当日)
自由席 1,600円(前売) 1,800円(当日)
毎年同じくらいの金額ですが、変更もありますので詳しくは公式サイトを御覧ください
選抜阿波おどり大会 前夜祭
会場はアスティとくしまで、観覧は有料ですが、地元の有名連が合同で演舞をされるという本場の阿波踊りをじっくり見たい方にはとても良いイベントです。
阿波踊り会場へのアクセス
徳島阿波踊りの会場はJR徳島駅の周辺地域ですので、とても行きやすいです。
開会式会場には駅から15分程度で到着でき、また、阿波踊りはその周辺での開催となります。
車で行かれる場合は、周辺に沢山駐車場が有りますので、そちらをご利用下さい。
徳島市でのホテル宿泊予約について
徳島阿波踊りには想像以上に多くのお客様が全国から観光に訪れられますし、ツアーも多く計画されています。
宿泊施設についても大混雑する状態で、その年の1月から個人客の宿泊予約を受け付けられていたりしますので、少し遅れると予約が全く取れない状態になります。
そのような状況ですので、周辺地域のホテルも探されることをおすすめします。
徳島阿波踊りの関連情報
「にわか連」阿波踊りは飛び込みで踊れる!
踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃそんそん!
そう、阿波踊りは見て楽しむだけでは
とってももったいなく
是非にわか連として参加されて
みられてはいかがでしょうか。
なにせ参加者は全員素人なので
多少おかしくってもでもそれも愛嬌です。
もちろん、阿波踊り専用のハッピも貸し出しされますので
雰囲気抜群で阿波踊りを楽しめます。
にわか連の集合場所と時間
(1) 徳島市役所市民広場
徳島市幸町2丁目)
(2) 元町おどり広場
(徳島市元町2丁目)
8月12日から15日の4日間
毎日18時30分と20時30分
阿波おどり会館にも行ってみよう
一年を通して阿波踊りを楽しむことが出来る場所が阿波おどり会館です。
ここでは通年で、この会館専属の連「阿波の風」の方々の阿波踊りを見ることが出来ます。また、一緒に踊ることが出来ます。
また、有名連の踊りも見ることが出来ますが、さすがに阿波踊り本番の前日8月11日から15日には街や各所で踊られますので、こちらでは見ることが出来ません。
内容や休館日などの詳しくは公式サイトを御覧ください。
阿波踊りの豆知識
これを知っているともっと楽しめる情報です。
阿波踊りの用語
- 阿波踊り
阿波踊りの名前の由来は、8世紀頃から明治の廃藩置県まで徳島あたりに有った「阿波国(あわのくに)」から付けられました。400年の歴史がありますから、まだ阿波国と呼ばれていた頃から行われていたのですね。 - 連(れん)
阿波踊りを踊る団体の事。 - 鳥追い笠(とりおいがさ)
女踊りの踊り子がつけている笠のこと。大正時代の中頃からこの笠をつけるのが主流となったそうです。 - ぞめき
阿波踊りの二拍子のリズムのことなのですが、本来の言葉の意味は「騒がしい」ということもあり、浮かれて派手に踊っている様子を指します。 - よしこの
阿波踊りで唄われる唄のことです。三味線の拍子に合わせて唄われ独特のリズムが有ります。熊本の牛深ハイヤとも関連があるとか!? - 高張り提灯
竹竿の先に連の名前が入った提灯を付けて先頭を行く人のことです。
阿波踊りの起源は?
400年の歴史を持つという阿波踊り
現在では高円寺阿波踊りなど各地で行われています。
しかし、やっぱり本場は徳島阿波踊りです。
この徳島阿波踊りがはじまった起源はいくつか説があるようです。
-
築城起源説
1587年に徳島城が落成した時の祝賀行事としてはじまった説 -
風流おどり起源説
阿波踊りの特徴である「組おどり」。これが能楽の影響を受けていると言われていて、11663年に記されたものに「1578年に能楽の「風流おどり」が開催されたという記録があり、これが阿波踊りの原型となったという説←(書いていてもよく分かりません…) - 盆踊り起源説
旧暦の7月に行われていた盆踊りが「阿波踊り」だったという説です。現在では「組おどり」などの踊りがありますが、もともとは盆踊りだったというものです。
全国各地のお祭りの起源は、大名がお祝いとして始めたもの、町の人の鬱憤を晴らすために(今だけ無礼講として)始めたもの、民間の風習の中ではじまったものがありますので、私は1か3だと思っていますがいかがでしょうか。ですが、阿波踊りは他にはみない祭りですので、もしかしたら2かもしれません。
無礼講という町民の息抜きとされたお祭りは全国に有り。福井県勝山の勝山左義長まつりもそのひとつです。
徳島の食は「阿波尾鶏」
さすが徳島という名前の地鶏
その名は「阿波尾鶏」
平成2年から徳島の地鶏として販売されているのが阿波尾鶏で、肉は薄っすらとピンク色で甘みとコクがある噛み心地が良い肉です。
徳島県内の飲食店で食べられますので是非!
私はシンプルに焼いたものが好きです。
阿波おどり公式ポスター用写真募集
阿波踊りの公式ポスター用の写真の募集が行われています。
2016年の情報になりますが
2016年09月15日 (木)
作品提出・応募締切、必着
このようになっていて、毎年、阿波踊りの開催から約1ヶ月後が応募締め切りですね。
発表は阿波おどり会館の公式サイトで行われていて
2016年は12月6日に掲載されました。
毎年阿波踊りらしいポスターが選ばれています。
写真を撮影されたら、応募されてみると良いかもしれません。
阿波踊りは面白い。一度は見ておきたい(踊っておきたい)!
日本の夏のお祭りの中でも異彩を放つお祭りの徳島阿波おどり。
「踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損々!」
このお調子のとおり、見ているだけでも楽しいですがやっぱり参加して踊ってみるのも面白いものです。
今だけ少し恥ずかしいを拭い捨てて踊ってみられることをおすすめします!