釣りが好きな私がやっている「魚臭い衣類を洗濯して匂いを消す方法」をご紹介します。
魚臭い衣類、タオルは困ってしまいますね。
生臭いまま他の洗濯物と洗いたくはないですし、しかも、洗濯してもなかなか臭さが取れないのです。
意外と簡単に洗濯物の匂いが消せますので、ぜひご参考にされて下さい
魚臭い衣類を洗濯する方法
洗濯機で洗っても洗濯物が魚臭い…そんな時は浸け置き洗いがベストです。
どうしてかというと
魚の匂いの元は本当に頑固なもので、「洗剤のアルカリ性ではなかなか消し去ることが出来ない」からです。酸性のもので消すのが家庭では手軽で一番いいです。
実際、洗剤を使って洗っても魚臭い洗濯物が、酢などを使って浸け置き洗いをすると匂いが消えたりします。
魚臭いものを浸け置き洗いで洗う方法はいくつかありますが、手軽な順に紹介します
- 酢を使って浸け置き洗い
- クエン酸で浸け置き洗い
- 酸素系漂白剤で浸け置き洗い
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酢を使って浸け置き洗い
一番オススメするのが、酢を使った浸け置き洗いです。
1時間ほどぬるま湯に浸けておくだけで、綺麗さっぱり魚の匂いは消えてしまいます。
準備とやり方
- 洗濯物が入る程度の桶(バケツ)にぬるま湯を入れる
- 食用の酢を大さじ3杯ほど入れて混ぜる
10リットルに大さじ1杯程度 - 魚臭い服やタオルを入れて
- 1時間ほど経ったらすすいで
- 酢が臭いので洗濯機で洗濯する
洗濯桶について
洗濯桶は100均のものでも大丈夫なのですが、わりと頻繁に使う時は少し丈夫な桶をおすすめします。酢を使うのでプラ製が良いかなと思っています。
うちの場合は足がピッタリと入るくらいの大きめの洗面器を使っています。
酢の量と入れ方
洗濯物を浸せるくらいの水をいれて、酢は10リットルにつき大さじ1杯くらいでなのですが、入れすぎなければ目分量でも大丈夫です。私も毎回量るのが大変なので、さっと入れてしまいます。
入れる量が不安であれば、ペットボトルを切ったものや洗濯用に100均で計量カップを買われるのもいいですね。なお、少々入れすぎても、このあとすすいで洗濯をしますので大丈夫です。
3倍酢や5倍酢を使われる時は、1倍に薄めて大さじ1杯にされて下さい!
- 3倍酢は大さじ1で45cc相当
- 5倍酢は大さじ1で75cc相当
こんな感じです。濃縮してあるものはとても濃ゆいです。
週に何度も行う場合は、あらかじめ薄めたものを作っておくのもいいかと思います。
酢で魚臭さを取るメリット
酢を混ぜた水で魚臭さを取るという方法のメリットは、普通に浸け置き洗いみたいな感じでできることと、キッチンにあるお酢を少し使うだけということです。経済的でもありますし、市販の洗剤を探す手間なく難しいことをせずに臭みを取ることができます。
しかも、1時間ほどぬるま湯につけるだけという手軽さで魚の匂いが消えてしまいます。他の方法より断然手軽です!
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酢で浸け置き洗いする時の注意点
それと、浸けた直後は酢の匂いがプンプンしますので酢が苦手な方はご注意下さい。
クエン酸を使う方法
酢のかわりにクエン酸を使う方法もあります。
クエン酸でのやり方は
- ぬるま湯に粉末のクエン酸を溶かす
- 3時間ほど浸ける
- 取り出したら、洗濯をする
ちょっと簡略化していますが、ようするに酢と同じ使い方をします。
酢とクエン酸はどちらも酸性ですので、魚の匂いに効くのです。
ちなみに…
というわけで、お手軽な酢をオススメします。
酸素系漂白剤:効果はあるがやらない方法
最後に、一応効果はあるけど私はやらない方法を。
準備とやり方
- 40度ほどのお湯をオケに入れて
- 酸素系漂白剤を適量入れる
適量は容器の説明書に書いてあります - 2~3時間ほど浸けて、すすぎます
こんな感じです。
充分にすすがれたあとは、小物でしたら干すだけでいいですし、さらに洗濯してもいいと思います。
使ったフキンを殺菌したい時と同じ方法ですね。
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魚の匂い消しの時の注意点
魚の匂い消しの時に、注意することがありますので紹介します。
忙しいからといって
です。
何故かと言うと
- 魚の臭いのもとはアルカリ性
- 洗剤は弱アルカリ性なので魚の匂いを消せない
- 洗剤と酢を混ぜたら中性に近づくので魚の匂いを消せない
からです。
アルカリ性のものを酸性のもので消してしまおうというのが、酢を使った匂い消しになります。
きれいに匂いを消すにはちょっと手間になりますが、別々にされて下さい。
ご注意くださいね!
重曹を使って魚臭さは消える?
重曹を使って魚臭い服の匂いを取る方法です。
以前、重曹を使って魚臭さを消す方法もあると聞いたことがありましたので、一度だけ試したことがあります。
方法は
- (汚れているならば)洗濯をして衣類を完全に乾かす
- 重曹を全体にかける
- 衣類を袋に入れて数日待つ
- 衣類を取り出して再び洗濯する
このような感じになります。
注意点は
重曹は「粉末のまま」使います。水で溶かした重曹水にするとアルカリになるので、魚の匂いは消せないようです。
私は重曹で魚の匂い消しは手間がかかってしまいますので行っていません。
重曹はいろんな匂い消しや掃除に使えて便利なのですが、使いどころによりますね。
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魚の匂いはなんだろう
こんなにも消すのに手間がかかる魚の匂い、一体何なのでしょう。
魚の匂いはどんな成分かなんて考えてもみなかったのですが、この記事を書くにあたり調べてみました。
どうやら、トリメチルアミンという物質だそうです。
魚の匂いは魚が元々持っている物質を細菌が分解して作られるもので、魚をもっと放っておくと、アンモニア臭が出てくるようです。
とはいえ、正直、良くわからないのですが、とりあえず魚臭さは酸で消すことができるので、酢で匂いが消せるのですね。
まとめ
というわけで、魚臭いをなんとか消そうという試みでした。
まとめると
- お酢を使って浸け置き洗い
- クエン酸を使って浸け置き洗い
- 酸素系漂白剤は用途が絞られるけど効く
- 洗剤と酢を混ぜたら匂いは消せない
魚の臭さはじっくりと匂いを消さないといけないくらいに厄介だけど、やってみると意外と簡単に匂いが消せます。
普段の家事がありますので少し手間はかかりますが、ぜひ覚えて置かれてくださいね。
これでエギングもアジングも心置きなく行けます!