梱包の時にガムテープをまっすぐに貼る方法です。
すぐにゆがんでしわになったりするガムテープですが、少しコツを掴むとわりときれいに貼れてしまいますね。
ここでは、まっすぐきれいに貼る方法と、段ボール箱で発送するときのガムテープの張り方の注意点を書いていきます。
テープをまっすぐに貼るには
まずはガムテープをまっすぐ貼る方法です。
梱包のガムテープをまっすぐ貼る方法
まずは、段ボール箱で発送する時に行う方法です。
今回は分かりやすい色の養生テープを使っていますが。
発送する時には必ず布製のガムテープをお使い下さい!
養生テープは粘着力があまりありませんので配送中に箱が開いてしまう可能性があります。布製ガムテープは丈夫ですので1つ買っておくと何かと便利です。
張り方を解説していきます。
手順は
- 布製ガムテープを準備
- フタの端を合わせて固定
- 側面→上の部分をゆっくりと貼る
- 出来上がり
という感じになります。
ひとつづつ解説していきますね。
ダンボールのフタを合わせて、ガムテープで抑えるように張ります。
ダンボールを梱包する時にガムテープがどうして歪んでしまうかというと、ダンボールのフタの端がずれているからです。ですので、最初に端を合わせてしっかりと固定するところから始めます。
私はこれを知る前は最初に側面にガムテープを貼っていましたが、そうしてしまうとフタの端を合わせるのに手間取ってしまいます。そこで、最初に端を合わせるようにすると、ズレないもしくはズレを少なく抑えることができました。
次に、ゆっくりと貼っていきます
フタの端を揃えて貼ったら側面を貼って、次に上の面ではテープを抑えながらゆっくりと真っ直ぐになるように貼っていきます。
ここで大切なのは、ゆっくりと真っ直ぐになるように調整しながら貼っていくことです。20センチも適当に貼ってズレたと騒ぐよりも、少しぐらいシワになってもゆっくりと貼ったほうがテープの粘着が効きますし、真っ直ぐキレイになります。
あとは、全部貼るだけです。
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荷物を送る箱の底はテープを十字に貼る
ガムテープをダンボールに貼るときって、大抵の場合が荷物を送るときかと思いますが、荷物をおくる時には、ぜひやったほうが良いことがあります。
それは、底が荷物によって抜けないように、布製ガムテープを十字に貼ることです。
どうして布製かというと、紙のガムテープでは表面がつるつるしていて、十字に貼っても重なっている部分はくっついていないので、耐久力が若干弱くなります。
梱包の時は必ず布テープを使ったほうが、輸送中の底抜けの事故などを防げる可能性があります。
ひとつ底を頑丈にする貼り方はもうひとつ有って
このように、フタの端にテープを貼ってH字にすることも底抜けを防ぐために有効です。
この2つの方法は、ヤマト運輸の配達の方から聞いたことがありますし、調べてみるとヤマト運輸のwebサイトにも書いてありました。ここでもやはり布製テープを使います。底のはしっこ部分は配達される方が手をかけて持ち上げる部分ですので、滑らないように布製テープを使います。
なお、箱の上部は一本貼るだけでも充分なのですが、ご心配であれば、底の部分と同じように十字貼りをされてもいいかなと思っています。
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布製ガムテープと紙のガムテープ、養生テープ
布製ガムテープはダンボールを梱包する時に一番良いものです。重ねて貼った時にもガムテープ同士がくっつきますし、滑りにくいので、配達員の方が荷物を持った時に安全性が高まります。さらに、手で簡単に綺麗に切れますので梱包作業が楽に行なえます。
布製のガムテープがどれだけ頑丈かというと、ル・マン24時間レースなどの長時間走る耐久レースでは、車のボディーが多少壊れた部分に布製のガムテープを貼ってそのままレースに戻されることがあります。強い振動が長時間発生してしまう自動車レースの補修部品に使われるくらいに布製のガムテープは頑丈です。
紙製のガムテープは、粘着力はそこそこあるのですが、十字貼りやH貼りをした時に、紙のガムテープの表面がツルツルになっていて、上に重なっているテープは貼り付いていないので、配送のときの耐久性が布製ガムテープよりも劣ります。マジックなどで文字がかけないということも有って普段使いでもあまりオススメできません。安いだけが取り柄です。
養生テープは、粘着力があまり無いので養生テープでの梱包はしないほうがいいです。ゆるい粘着力では配送中に箱が開いてしまう可能性が高くなって配送事故につながります。
私は以前、佐川急便の仕分けのバイトをしたことがあるのですが、底抜けした荷物が時々が発生したりしてとても困っていました。集配所は大変な量の荷物が届きますのでひとつひとつの荷物に細心の注意というわけにはいきません。スムーズに荷物を運んでもらいたいのなら、送る方も梱包は布製のガムテープを使って厳重にしれたほうが良いかなと感じたのでした。
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マステなどの柔らかいテープは定規で線を引いて貼る
マステをほんとうに綺麗に貼りたい時には、鉛筆で薄く線を引いています。
どうしてこんな単純なことをやるかというと
- マスキングテープは柔らかすぎる
- 少し長めに貼ろうとするとすぐに歪んで空気が入る
- そもそも不器用
不器用な私が思い至った方法が下に線を薄く引くことでした。
マステをビシっと素早く長く貼れる人は、たぶんリズム感が良くて、器用な人だと思います。
一方、私みたいな人は、スパッと貼れませんし、途中の何処かでテープ同士が縦にくっつき合って見た目が細くなっています。
これを防ぐためには、あらかじめ定規で線を引いて、それに合わせてゆっくりと貼っていくことこそ、きれいにテープを貼れることだと気づきました。
気付いて以来、わりと綺麗に貼れていたりします。
これを思いついたのは、車の塗装をした時でした。
車へのスプレーでは、絶対に他の場所に色がつかないように、養生テープと保護するビニールでカバーをするのですが、養生テープが曲がっていると明らかに色の差がありますので、塗装した後に見た目がおかしくなってしまいます。
たとえばガラスの部分の下に白い色がついたら嫌ですよね…なのでガラスのフチをしっかりと保護していきます。
他の場合のテープ貼りもこれと同じなので、定規で直線を引いてみたという感じです。
もっとも、こんな面倒なことは普段はしないのですけどね…わりと適当です。
もうひとつ大切なのは、「落ち着くこと」です。
マスキングテープなら剥がれやすいので良いのですが、粘着力が強いガムテープなどを正確に貼るときには、貼る前に一息落ち着きましょう。
とくに、製本テープを貼るときには、焦らずゆっくりとが基本です。
体育館などでまっすぐにテープを貼る方法
体育館で球技などのコートを使う競技をする時には、コートの大きさに合わせてテープを張ります。
この時に使う白いビニールテープもかなり柔らかいために、真っ直ぐに貼るにはコツが必要です
順番に説明します。
1.コートの外枠の四隅に印をつける。
この4ヶ所が全ての基準となりますので正確に測ります。大抵、外側が基準です
2.二人一組になり、1人は始点で1人はもう一方の点までテープを伸ばします。
移動するときに床にテープがくっつかないように注意です。
3.テープが直線になるように、軽く引っ張ってゆっくりと置きます。
強く引っ張るとテープがUの字になって、貼るときに皺になりますので注意です。
4.テープを真上から押さえつけていきます。
始点の方から擦るように貼るのではなく、押さえつけて下さい。擦ると曲がる可能性があります。
あとは、同様に貼っていくと完成です。
この方法はマステでも同じなのですが、私が1人でやるとなかなかうまくいきません・・。
まとめ
テープをまっすぐに貼る方法でした。
- 梱包は布製ガムテープを使う
- 急がずに目印を付ける下準備が大切
- テープを貼る時はゆっくりと上から抑えるように
直線ですので、短くても長くても、点と点を結ぶ作業になりますね。
器用な方ならともかく、最初に目印を付けてゆっくりと貼っていくことが成功のコツです。
とても単純ですけど、これが一番うまくいきました。
ご参考になれば幸いです。