ペットボトルを洗うにあたり、「きれいに洗うことと雑菌を残さないこと」に焦点を当てて洗い方をまとめてみました。
ペットボトルを洗う時に気になるのは
- 残りがキレイに取れているか
- 雑菌が残っていないか
この2点になりますね。
元々入っていたものが残ると雑菌も残っていそうですし、とくに夏場は気になるところです。
そんな、ペットボトルをきれいに洗うにはどうしたら良いのか、私がやっている方法をまとめました。
ペットボトルをきれいに洗う方法
ペットボトルを洗うには、まずはブラシで中身を綺麗にします。
もちろん最初から重曹で洗えば良いのですが…不安なのです。ブラシで物理的な摩擦で洗ったあとに、重曹の科学的な殺菌作用を期待します。
ペットボトルを洗う手順
ペットボトルを洗う手順は
- L字のブラシで出来る限り隅々まで洗う
- 良くすすいで乾かす
- ぬるま湯(40度程度)に溶いた重曹を小さじ1,2杯をペットボトルに入れる。
(熱いお湯はNGです) - 一晩置いてよく振る
- 水で洗いで乾かす
ちょっと手間に感じますが、慣れれば早いです。
では何故、L字のブラシを使うのかというと…
ペットボトル - ブラシ洗浄の問題点
洗うというとすぐに思いつくのがブラシなのですが、ペットボトルをは肩の部分が非常に洗いにくいです。
肩の部分にブラシが当たらないということは、そこだけがキレイにならない・・もしかしたら気にならない方もいらっしゃるかもしれませんが、私は気になって仕方がありませんでした。
L状のブラシがありますので多少は良いとは思ったのですが、斜めなので完全には当たってくれませんし、全体的にももしかしたら洗い残しが…という不安があります。丸いブラシも同様ですね。
というわけもあって、いつもの重曹の出番です。
重曹で洗浄の利点
重曹については知っている方もいらっしゃると思いますが、改めて書いておきます。
重曹の利点
- 消臭効果で水を入れても匂いが移りにくい
- よくすすげば安全
重曹はペットボトル洗浄には最適なものだといえます。
使い方は
「ぬるま湯で溶かした重曹を、ブラシでキレイにしたペットボトルに入れて、しばらく(できれば一晩)おいて、洗い流す」
だけです。
注意する点は
- お湯は40度程度が一番良いです。熱すぎるとペットボトルが歪みますし、冷たいと重曹が溶けません
ぬるま湯を先にペットボトルに入れて、あとから重曹を入れても大丈夫です。
重曹の量は、多すぎても溶けにくいですし、小さじ1,2杯が丁度いいと思います。
ペットボトルは水筒として使用できるか?
ここまで、ペットボトルの洗浄について書いてきました。
私が考える、ペットボトルの水筒利用の問題点は
雑菌が増えやすく、食中毒の危険性がある
ことです。
その理由は
- ペットボトルは凸凹が多いためにブラシでの洗浄で届いていない場所がたくさんある可能性
- ブラシが内側を僅かにでも傷つけると、そこに雑菌が繁殖しやすくなる。
ペットボトルは皆さん口につけて飲まれると思いますが、口の中には雑菌が沢山いますし、キャップを開けただけでも空気中の雑菌が入ってくると聞きます。
そのような状況ですので、洗って再利用するのはおすすめしません。
もし、再利用されるのであっても、1回程度にしておいたのほう良いのではないでしょうか。
とくに夏場や冬の温かい飲み物を入れるときには注意が必要です。
なお、飲んでいた時にヌルっとしたものを感じたら、それは微生物が作り出した膜かと思われます。
出来るなら、再利用はおすすめしません。
まとめ
ペットボトルは口をつけた瞬間から、中に雑菌が入って増えていくと言われています。
そんな感じですので、「いかにそれまで入っていた雑菌を取り除くのか」をテーマとしました。
それを実現させるのが、ブラシ+重曹を使ったペットボトルの洗浄方法だと思っています。
- 夏場は雑菌が増えやすいのできっちり洗浄
- ブラシで物理的にこする
- ブラシで届かないところを重曹で洗浄
- 重曹の殺菌作用と消臭効果を期待
- 重曹は必ずぬるま湯で!
このような感じです
実は、ペットボトルだけではなく、ステンレスや他の素材の水筒にも使えるワザですので、是非ご活用下さい(*ペットボトルは1回だけにとどめたほうが無難)
暑い夏、熱中症予防のためにも水分を取って健康に過ごしたいですね。