琵琶湖一周は自転車乗りとしては一度はやってみたいですよね!
この記事では、自転車での琵琶湖一周をした時のことを思い出しつつ書いていきます。
注意点や持っていくもの、そして写真を見ながら少しだけ振り返りたいと思いますので、これから自転車で琵琶湖一周をされる方のご参考になれば幸いです!
自転車での琵琶湖一周のデータ
琵琶湖一周は約200kmキロ 2つのルートがあります
琵琶湖一周はふたつのルートが有ります。
長さ約200kmとなる長いルートは、正に琵琶湖一周であり達成感が大きいです。
もうひとつは、琵琶湖大橋を渡る北ルートです。こちらでも約160kmあり、淡路島一周が150kmですので、アワイチより少し長いくらいです。琵琶湖一周できたら、アワイチも出来ます!
私の場合は、当時、どこかのサイトに「琵琶湖一周って大津の瀬田の唐橋を渡らないと本当とはいえないよね」と書かれていて、影響を受け易い私はすっかりそう思い込み200キロを走りました。
自転車での琵琶湖一周は何時間で行ける?
こちらは琵琶湖一周スタートのときに撮った写真です。記録によると6時41分です。
こちらは琵琶湖一周ゴールのときに撮った写真です。記録によると17時45分です。
私が行った200kmの記録ですが、計算すると、つまり琵琶湖一周はちょうど11時間かかったことになります。
200kmを11時間ですから平均時速は18km/hほどなのですが。思えば熱中症っぽくなりマキノで水に入ったり堅田辺りで途中休憩を数時間入れていますので、スピードはもう少し速かった感じです。
観光などを組み合わせると恐らく日没ぎりぎりになると思いますので、早朝から走るか、ライトなどの装備はちゃんと揃えていきましょう。
琵琶湖一周は右回りか左回りか?
自転車は左側を走行しなくてはいけませんので、琵琶湖を見続けながら走行しようとすると、左回り、つまり反時計回りで走っていくことになります。
大津からスタートであれば
東側は大津→草津→彦根→と言う感じですね。
湖西側はマキノ→高洲市→堅田→大津でしょうか。
琵琶湖一周の注意点
琵琶湖一周のポイント!
・明るい時間だけ走る!
・涼しい季節、早朝にスタート
夜道は危なく早朝スタートで早めにゴールが理想です。
・上り坂もあります
だいたい平坦ですが、小さな上り下りは有ります
・無理をせず2日に別ける
・途中断念も念頭に
気温、天候、体力にはくれぐれも敏感になっておきましょう
・荷物は背負わない!
リュックやウエストバッグは体力を奪う原因です。荷物を身につけると体への負担が想像以上に大きく、また汗が乾かずに余計に疲れてしまいます。荷物はかごに入れたり、自転車に取り付けておかれて下さいね。
湖北~湖西ではコンビニに期待するな
意外に有りません!
注意点というと琵琶湖一周になにか特別があるのかという感じになりますが、自転車で普通に走る限りはとくに特別ということもなく、普通のツーリングと同じになります。
ただ、初心者のかたや体力が限られている方は1日で周られるのはキツイかもしれません。結構坂道もありますし、季節によりますが気温が30度を超えてしまいます。
私の経験ですが、ゴールまで残り50キロ程度になってくると体力もかなり消耗しています。そこで気温25度以上になると熱中症にかかりやすくなりますので長い休憩、もしくは一周断念も考えて下さい。無理は絶対に禁物です。
私も1時間以上の休憩を何度か取りました。熱がなかなか体から逃げないために、マキノでは水に浸かったり堅田では水をかぶったりしてどうにか熱を下げていっていました。その時の気温で26度程度です。
気合を入れすぎて、くれぐれもご無理をなさいませんように。
自転車での琵琶湖一周の準備
1日で琵琶湖一周するのに持っていくもの
長く走ることに慣れている方であれば問題なしです。初めて長距離を走る方はそれなりの準備をしてみてください。
琵琶湖一周に持っていくもの
・お金
大切!
・固形の食べ物と水
食事はお腹が減る前にこまめに食べましょう。お腹が減ると急に足が動かなくなります(ハンガーノック)。私は1時間毎くらいにおやつを食べていました。
・ライトの予備電池
遅れて夜に走る時のために
長く走るのにとくに必要というのはこれくらいでしょうか。あとは、普通に自転車生活している方であればそれを持って行かれて下さい。具体的にはパンク修理セットや替えチューブなどです。
自転車生活の必需品と便利なもの!メンテから琵琶湖一周まで
こんな記事も書いていますのでご参考にされて下さい。
琵琶湖一周で1泊以上の場合
2泊以上での野宿の場合は、上記の他に寝袋やマットなどなどが必要ですが、こうなるともうキャンプツーリングになりますので、詳しいサイトをご覧ください。
ホテルや旅館泊の場合は、野宿よりかなり装備は軽くなりそうです。
ママチャリやミニベロなどのスピードが出ない自転車や、体力によっては宿泊して2日以上かけたほうが良いです。そちらのほうが道中を楽しめそうです!
琵琶湖一周の様子を写真で!
スタートの草津から米原までの琵琶湖の東
草津の駐車場に車を停めて午前6時41分にスタートしました。ちなみに前日は祇園祭りの山鉾巡行の日で歩きまわり相当疲れていました...できればもっと涼しい季節が良いです。
長浜-米原辺り
突然、大きな仏像が見えてきました。
道路状況で一番辛かったのは、坂道でも細い道でもなく、このタイルが貼られた場所。どこまで行ってもガタガタガタガタ。この振動が自転車には結構辛いですね。
現在は車道の左端を通るのが原則ですので、ここは通らなくて良いのかな?
お城が見えました。
こういう名所が見える所でごはんを食べると美味しいのです。
奥琵琶湖エリア
10:18 スタートから3時間
琵琶湖の北の方、奥琵琶湖エリアは自然豊かで涼しくとても走りやすい場所でした。
トンネルの入り口。とても雰囲気のある古そうなトンネルでした。中はとても涼しかったです。でもちょっと怖かった。
ここは確か坂を登りトンネルをくぐったあとにあった場所だと思います。水が出ていていましたが、さすがに飲むのは怖かったので、顔を洗ったりして体の火照りを冷やしました。ホット一息で来て気持ちよかったです。
湖西:マキノ-白鬚神社-瀬田の唐橋
琵琶湖には海水浴場があるって知ってましたか?いえ、正確に言うと淡水浴場かな?(笑)
実は、この辺りに来ると気温も上がり結構疲れてきていて、体の熱を逃がすためにマキノで海水浴(?)をしたり寝たりして、数時間の休憩を入れていました。
紫外線による日焼けは確実にじわじわと体力を奪っていきますので、晴れている日でも必ず長袖かUVカットのアームカバーをして下さい!これは女性だけでなく、男性全員にも言えることです!
琵琶湖のほとりにある白鬚神社の鳥居。
湖西の方にはサイクリングロードが整備されていてとても走りやすいところでした。
今回の目的地である瀬田の唐橋
「やっとたどり着いたー!」と言う達成感が凄い。
ゴール間近にあった公園?
ここで一息入れて、ゴールへ
そして、草津の駐車場でゴール!
琵琶湖一周にかかった時間は11時間ほど。休憩が長かったのでもう少し時間かかるかなと思っていましたが、意外に早く到着しました。
自転車乗りの憧れ
自転車乗りの憧れといえば
- 琵琶湖一周
- しまなみ海道走破
- 淡路島一周
などなどあります。
この中でも琵琶湖一周は本当に楽しいですし、達成感が気持ちいいです。一周というのは往復と違い一度通った道を通らないのですから、常に違う景色を見ることができるのです。
琵琶湖一周は自転車乗りの方に是非おすすめいたします。
(この後、しまなみ海道を走って新たな感動を味わいました)
(URLがroadbikeとなっていますが、自転車と置き換えて下さい)