自転車に乗っていると、あれがあったらいいな~とか、これは絶対に必要だ!と思うものが結構あります。
それは自転車乗りの先人たちも常々考えてこられたことで、現在沢山の種類が販売されていますね。
そんな中から、これはオススメというものをピックアップしました。自転車生活の参考になれば幸いです!
基本の装備
ヘルメット
ヘルメットを被らない方も多くいらっしゃいますね。実は私も癖っ毛ということもありヘルメットをかぶるのは苦手です。とくに自転車で行った先で予定がある場合は本当に憂鬱になります(笑)
だけど、自転車は基本的には路側帯を走るということがルールになりましたので、すぐ横を走る自動車に対してとんでもなく危険を感じることが度々あります。身を守るためにも必ずヘルメットを被ることをおすすめします。
ライト(フロント・リア)
夜に明るい街を走る場合は自転車の存在を示すために必ず付けておきましょう。暗い道の場合は尚更です。とくにスピードを出すロードバイクの場合は出来る限り明るいものを付けたほうがいいですね。
ライトは自分を守るために必ず必要ですし、装着を法律で定められています。
自転車のベル
こちらも「警報装置の装備」ということで法律で定められていたり、自治体の条例で決められていますね。
ただ、ベルは基本的には鳴らすものでは有りません。危険が迫っている時だけ鳴らすものです。ましてや、前を歩く歩行者が邪魔だから鳴らしたら余計なトラブルを招く可能性さえありますし、これは禁止されています。危険を知らせるためだけに使いましょう。
鍵・ワイヤーロック
とっても残念なことに、泥棒は必ずいます。むしろ、そこに自転車を盗む人は居ないと思うほうが間違っているとさえいるのではないでしょうか。というくらいに残念な報告がSNSなどに投稿されています。
自転車のロックの基本はいわゆる「地球ロック」ですね。地上に動かないように付けられているものに自転車をワイヤーで固定するものです。万全とはいえませんが、鍵をしているというアピールは必要です。それと、できれば鍵は2個つけておいたほうが良いです。フレームとタイヤは別々のものと考えて両方をロックしておきましょう。
パンク修理キット
自転車はパンクするもの!としておいたほうがいいですね。自転車屋さんにお願いすることも出来ますが、ショップが近くにないときには自分でやるしか有りません。
100均の物でもいいので、自転車に乗る時はいつも持っておいたほうが良いと思っています。ただ、ママチャリはクイックが付いてないので修理は結構面倒かも…。
それと、ロードバイクの場合は小さな空気入れを持っておいたほうがいいですね。自転車屋さんなら大丈夫かと思いますが、ロードバイクの場合は仏式のバルブですので専用の物が良いです。もっと良いのはやはりCO2ボンベです。
とりあえずこれだけは揃えておきたいものを挙げてみました。日常で通勤通学で短時間乗る分にはほぼ困らないと思います。
街乗りからロングライド
ここからは日常や長い距離(琵琶湖や淡路島の150-200キロ程度)の時の装備と日常のメンテの道具を書いていきます。
ドリンクボトルとボトルケージ
自転車に乗ると汗をかきますので、必ずドリンクが必要になります。そんな時に便利なのが自転車用のボトルとボトルケージです。
とくにボトルケージはロードバイクには必須といえるのではないでしょうか。ボトルはなくとも自販機などで買ったペットボトルを挿しておけますし、必要な時に飲める水を確保するために必ず付けておかれたほうが良いです!
替えのチューブ
この写真はツーリング中に2回パンクした時のチューブの修理跡です。一度パンクしたあと2回目ともなると正直もう面倒すぎてやってられません(笑)
また、パンクにも幾つか種類があり、釘が刺さった一箇所のパンクならまだいいのですが、リム打ちパンクともなると同じ周上に2ヶ所の穴があきますので、そんな時にはもうチューブ交換しか有りません。
そんな場合もありますので自転車にのるとき、とくに長い距離を走る時は必ず替えのチューブを持っておいて。パンクしたらとりあえず新しいチューブと取り換え、帰ったあとにパンク修理をしましょう。もしくは捨てましょう。
マルチツール
マルチツールとはアーレンキー(6角のスパナ)やチェーン切りなど自転車のメンテナンスに使う道具をコンパクトにまとめたものです。
コンパクトなだけに普段使いでは使いにくい部分がありますが、自転車を分解するのでなければこれだけでも十分ですので、とくにロードバイクを購入された時には揃えられて下さいね。チェーン交換やサドル交換など自分でできることが広がります。
また、長距離ツーリングなど何のトラブルががあるかわからない状況でも強い味方となります。ツール缶に入れておくことをおすすめします。
メンテナンス
メンテナンスは自転車を長持ちさせたり、ギアチェンジをスムーズにして快適に自転車に乗るために必要ですね。毎回メンテをするのは大変ですけど、雨の日に乗ったり少し長距離を走る前とあとにはきちんとメンテすることによって思わぬトラブルを防ぐことができるかもしれません!
チェーンオイル
メンテの基本は汚れを落とすこととオイルを必要なところに差すことといえます。パーツクリーナーで綺麗にしたあとは、必ずチェーンオイルを使って注油しておかれて下さい!
液体タイプとスプレータイプがありますが、どちらでも大丈夫だと思います。街乗りメインの場合はスプレータイプでお手軽にされてもいいですし、液体タイプでしたら必要なところにピンポイントで注油できます。
パーツクリーナー
自転車はチェーンやギアの部分などが油まみれです。油があるとそこには埃やゴミが付着しますので時々油ごと落として掃除をしてあげましょう。
そんな時に便利なのがパーツクリーナーです。チェーンやスプロケットなど、目に見えて汚れている部分に吹きかけてブラシやウエスでしっかり汚れを落としていきましょう。また、シールの糊も落とすことが出来ます!
パーツクリーナーはホームセンターなどに売ってあるロング缶の400円位のでも十分ですが、お勧めは信頼と安心のメーカー「呉(クレ)」製のものですね。呉といえば556が有名ですが、556を自転車に使う場合は賛否が有ることを知っておかれて下さい。
綿や紙のウエス
ホームセンターやAmazonで売ってあります。1キロで300円位でしょうか。もちろん普通のタオルや古いTシャツでも良いのですが、メンテをしていると結構汚れますので気兼ねなく使えるようにウエスを用意しておくと便利です。紙製のものも売ってあります。なお、キッチンペーパーはすぐボロボロになるのでおすすめしません。
空気入れ(仏式対応)
空気入れのタイヤバルブを差し込む部分にはいくつか種類があり、ロードバイクのチューブでしたら仏式、ママチャリといわれるシティサイクルでしたら英式となります。たいていの場合、アダプターが付いていますので両方に対応していますが。これから購入されるならば、ロードバイク用のフロアポンプをおすすめします。
ロードバイクのタイヤの場合7.0kgという高圧の空気を送り込みますので空気入れにもそれなりの耐久力が要求されます。また、入れる人間の体力も消耗してきます(笑)
毎日、もしくは2,3日の一度の空気入れをより楽に確実にするためにはやはり専用の物が良いです。シティサイクルのみの空気入れでしたら、もしかしたらホームセンターなどに売ってある足踏式のポンプが楽かもしれませんね。
上記写真は英仏両方に対応できて便利です。だいたいこれくらいの物を買えば大丈夫です。
自転車ライフに必要な用品のまとめ
初めてロードバイク(自転車)を買う時、意外とたくさんのものが必要になるという印象でしたが、使っていくとそれぞれが本当に大切な役割を果たしていて、今では絶対に必要なものとなっています。
安全に快適に自転車を楽しむために少しづつでもいいので揃えていきましょうね!
最後に、ひとつ本を紹介します。
初めの頃、メンテナンスをどうやって良いかわからなかった頃に本を買いました。今はネットで十分に情報を得られますが、こういう本を一冊持っておくと情報にすぐ手が届きますので便利です。おすすめします。