スマホにかかってくる0120-702-091という見慣れないフリーダイヤルの電話番号は、一体どこからの番号でどんな要件でかけてこられたのかをまとめました。
結論から言うと、0120702091はドコモ光のプロモーション、つまり「ドコモ光というものがありますよ」という宣伝の電話です。セールスの電話ではないことにご注意下さい。
普段こちらから書けることは有っても、0120というフリーダイヤルから電話がかかってくることはほぼないのでびっくりしました。
たまに電話で営業があるのですが、これまでは家の固定電話ばかりでしたので、まさか個人が持つ携帯やスマホにかかってくるとは思いもよらない事でした。
「0120ー702ー091」はドコモ光の案内の電話（セールスではない）
このブログでは、このドコモ光の宣伝（案内）の電話の他にも、auからのサービス案内の記事も書いていますが、あちはらauからの直接の電話ですが、この「０１２０７０２０９１」はどうやらNTTドコモとは別の会社からのようです。
例えば、通信販売を行う会社では経費削減（主に人件費削減）のために、電話での受付を外部の専門の会社に依頼する場合があるのですが、今回の電話を使ったマーケティング・宣伝広告なども外部の会社に委託される場合が多いです。
恐らくですがNTTドコモが外部の会社に依頼して行ったプロモーション活動のひとつが、今回の着信だったのだと考えられます。
この「別の会社に依頼して案内の電話をかける」ということの根拠なのですが、
実は、docomoのプライバシーポリシーに明記してありました。
引用します。
次の利用目的の達成に必要な範囲内で下記（2）に記載の個人情報を取り扱います。また、個人情報の取得にあたっては適法かつ公正な手段を用います。
このような前置きがあり、次が今回の案内の根拠の項になります。その3番目に
③商品・サービス・キャンペーン・イベント等のご案内（業務提携先のサービス等に関するご案内を含みます。）、広告の表示・配信、ご注文いただいた商品等の発送、各種アンケートの実施および謝礼等の発送、キャンペーン・イベント等における当選者の抽選および景品の発送その他お知らせの実施のため
「商品・サービス・キャンペーン・イベント等のご案内」の時には契約者の電話番号に直接電話をすることがありますよということですね。まさに、これが今回の着信だったようです。
なお、上で引用した文の中の「（2）に記載の個人情報」は、私達がNTTドコモと契約し、利用し、料金を支払った情報や、位置情報も含まれるとのことです。
詳しいプライバシーポリシーについては「電気通信事業における個人情報の取り扱いについて」に一度目を通されると良いかと思います。
ここで注意しておいたほうが良いのは、恐らく、全ての通信会社がドコモのようなプライバシーポリシーを持っていて、商品の案内に使っているということです。実際にauではサービスの案内に契約者の番号を使われています。
携帯・スマホは個人識別の最たるものなのに…
現在の日本では、小中学生の頃から自分用の携帯やスマホを持ち、社会人になるとほぼ全員とも言える方々がお持ちで、私の場合もですが、大抵の方は必要な時にしか電話番号を誰かに教えることはしないと思います。
ドコモにしてみれば、「セールスの電話」では無いということなのですが、実際にその電話を受けた者としては、案内もセールスもあまり変わりなく、個人的に持つ携帯やスマホにかけてこられると、私みたいなものは一瞬でも「なぜ私に？」とか「一体なんだろう？」と動揺してしまいます。
NTTdocomoも一般の営利会社ですので、営業は必要だということは充分に解りますが、多くの契約回線を持っている会社ですので、それを利用した契約者への営業活動は自粛していただきたいなと考えます。
携帯やスマホを利用するしないや、どこの通信会社と契約するかはそれぞれの判断ですが、事実上ないと困るインフラの1つになっていますので、通信各社は個人の電話番号を使うときには、もう少し考えて欲しいところですね。
とは言え…
こういったキャンペーンというのは人々がサービスを知るのに効果的だともいえます。
例えば今回のことで言うと、ドコモ光がフレッツ光よりもコスパが高いということが伝われば、意外と「聞いてよかった」となるかもしれませんね。
その伝え方、伝える方法をもう少し考えられてもいいかなと感じました。
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