カイガラムシの駆除についてまとめました。
うちでは梅の木に沢山のカイガラムシを見つけてしまったときにはほんとにゾッとしました。どうやら種子植物に良く発生するとか。
カイガラムシじゃ硬い殻に守られて農薬が効いたり効かなかったりとなんとも厄介ですね。
そんなカイガラムシをいかに駆除していくのか、対策はどうしたら良いのかを書いていきます。
カイガラムシの駆除の方法
駆除の方法は、カイガラムシがどれくらいそこにいるかで違ってきます。
駆除をする時は、特に人間にとって危ないということもありませんが、念のために手袋をしておいたほうが良いかと思います。
まばらに20匹程度いる場合
この場合は、箸やピンセットで摘んで取っていきます。
小さい(3ミリ程度から)ので落とさないように注意されて下さい。落としても良いのですが、植物の取りづらいところに入ってしまうと、そこから繁殖してしまうこともあるようです。
カイガラムシがびっしりとついている場合
見たら背中が凍るくらいにびっしりと付いたカイガラムシ、想像もしたくありませんが、こうなってしまったら植物に影響が及ぼされているかもしれません。
もし枝を切ることが出来るのであれば、切ってしまってまとめて処理しましょう。
処理するときには、カイガラムシが落ちて他の植物に入り込まないように注意です。すぐにビニール袋に入れたほうが良いですね。もしくはビニールを被せて切られて下さい。
カイガラムシは数ミリから10ミリ程度と小さいので、屋外だと落としてしまったらもう見つからないと考えたほうが良いです。
農薬(家庭用の薬剤)を使う方法
カイガラムシに効くとして販売されている家庭用の薬剤があります。
ですが、本当に若いカイガラムシでないとちゃんと効いてくれなかったり、種類によって効く効かないがあったりして、カイガラムシの防除は本当に大変です。私は薬品が好きではないので使いませんが、もし使われる場合は使用方法がパッケージに書かれていますので必ず従ってご使用下さい。
なお、農薬は人にとっても危険なものです。使用する時は手袋マスクメガネなど完全に防備されることをおすすめします。また使用後は厳重に保管されて下さい!
カイガラムシは潜んでいる(駆除時の注意)
カイガラムシは狭い場所が好みです。
例えば、枝の分かれ目など非常に見つけにくい場所に入り場合があります。しかも、小さいので非常に見つけにくいです。
もし、慎重に全部を駆除していきたいとお考えならば、8倍から10倍位までの虫眼鏡(ルーペ)で探されても良いです。
こういうちいさなカイガラムシの場合はつまむのも大変ですので、慎重に植物を傷つけないように駆除されて下さい。
カイガラムシの駆除まとめ
カイガラムシの駆除は大変です。
ですので、増える前に普段からカイガラムシの兆候を見逃さないようにされたほうが良いですね。
とはいえ、最初は小さすぎて解らないんですよね…気づいたときにはもう手遅れになったりして。。
厄介なものではありますが、植物を守るために頑張っていきましょう!