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切り花を長持ちさせる方法!漂白剤よりも延命剤の方がいい理由

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切り花は花瓶の水を入れ換えても、なかなか長くは持ってくれませんね。

うちでは、切り花の延命剤使ってできるだけ長く楽しむようにしていますが、漂白剤を使うなど他の方法もあるようです。

切り花を長く持たせるための方法や、延命剤の使いどころをまとめてみました。

切り花を長持ちさせる方法

切り花を長持ちさせる方法

漂白剤と延命剤

長く持ってほしい切り花がどうしてあんなに簡単にしおれてしまうのかというと

 

  1. 切り口についた雑菌やカビが増える
  2. 雑菌やカビが茎の管を塞ぐ
  3. 管を塞がれるので水や栄養が吸い上げられない
  4. 栄養がないので枯れる

こんな感じで、花が枯れてしまうのは栄養が行き渡らなくなるからだとわかりますね。

 

漂白剤を入れる理由は、

  1. 水の中の雑菌を抑える効果があるので
  2. 水を吸い上げる管が塞がれることがなくなり
  3. 少しだけ長持ちさせることが出来る

という感じですね。

 

ところで、植物は栄養も必要としています。

とくに蕾の状態の切り花を買ったりした時はぜひ開花させて楽しみたいですよね。ところが、植物にとっては開花のときが一番栄養を必要としていますので、水だけでは栄養分が足りなくなってしまいます。

 

ここで登場するのが「延命剤」です。

私ははじめて「延命剤」と聞いた時いうと「延命!?」と身構えてしまいましたが、延命剤は本当に植物に効くことが分かってからは積極的に使っています。

延命剤には

  • 雑菌やカビを抑える薬
  • 植物にとって最適で十分な栄養

この2つが入っていて、とくに開花の時期に必要な養分が含まれているので、植物にとってありがたいものなのです。

 

まとめると

  • 漂白剤は抗菌できるが栄養は与えられない
  • 延命剤は抗菌剤と栄養が入っているので植物に優しい

 

このような理由で、私は積極的に延命剤をつかっています。

おすすめです!

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植物を長持ちさせるために行う少しの作業

切り花の基本作業 -水切り-

切り花を長く持たせるには、切ってきたりしたのそままではいけないので、花瓶に入れる前に少しだけですので水切りの作業はしておかれてくださいね。

 

水切りというのは、茎の先に繁殖した雑菌のヌメリを切り取って、水をよく吸い込めるようにしてあげることです。

 

準備するもの

  • よく切れるナイフやハサミ
  • 新鮮な水が入ったバケツ

 

1.余分な葉っぱを取る

花瓶にいけるときに、葉っぱが水についていると雑菌が繁殖します。余分な葉は思い切って取ってしまいましょう。

 

2.茎の下の方を斜めにスパッと切る

茎の下の方を斜め45度に切るだけです。ほとんどはこれだけで大丈夫でで、この後に水に浸けてあげましょう!

 

3.植物によっては、茎を熱湯に浸けたり焼いたりしてショックを与えたり、雑菌を死滅させます。

ここまでやると大変ですね。もっと手軽な方法が良いです。

 

そこで...良い動画がありました

 

ああ、もう延命剤を使う前提ですね(笑)

ですが、ほんとに効果があるのでクリザールではなくてもおすすめです。

 

なお

お花屋さんでは、水切りの作業をした後に新聞紙を水に浸からないくらいの高さで巻いて水に浸けられます。

これは、乾燥に弱い花の湿度を保つことで、イキイキしている時間を長く保つことに役立ちます

 

切り花が枯れる理由と延命剤の役割

切り花が早く枯れやすい理由

 

花は、切られた時点、つまり根っこから切り離された瞬間から老化が始まります。

その理由とは…

 

切り花が早く枯れてしまう理由

  1. 切り口で雑菌やカビが繁殖
  2. それらが花が水や栄養を吸い上げる導管を塞いでしまい
  3. 隅々まで栄養が行き渡らなくなるから枯れる

このような理由です。

延命剤の役割はこれに対処することとなります

 

切り花の延命剤の役割

延命剤の役割は

  • 雑菌やカビを抑える抗菌剤を入れて
  • 栄養となる糖分を与える

このような感じです。

単純ですねー

でも、これで、切り花を楽しめます!

 

そういえば昔から、「切り花を入れる花瓶には、糖分や漂白剤を入れる」という話がありますが、その根拠は雑菌を抑えて足りない糖分を補給させることでした。

今は、延命剤があれば効率よく花を楽しめるということで、私も使っていますしネットをみると多くの方が使われているようです。

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切り花の延命剤を使わない方法

切り花を延命剤を使わずに長持ちさせるには

 

切り花を長く楽しむには

  • 雑菌の繁殖を抑えて
  • 栄養(糖分)を行き渡らせる

 

これらが大切ですので、様々な方法が考えられてきました

 

例えば

  • 糖分が入った炭酸水に浸ける
    栄養となる糖分と炭酸水による刺激でしょうか?
  • 少量の漂白剤と氷砂糖を入れる
    漂白剤で殺菌して氷砂糖で糖分をということですね。やってましたが効果は?でした(笑)
  • クリップを入れる
    根拠がよくわかりません
  • 10円玉を入れる
    銅による殺菌作用を期待したものです

このように、様々に考えられているものの、どれもかしこも、企業が研究開発した延命剤には敵わないようです。

 

延命剤は開花の助力になります!

切り花の延命剤の使いどころ

 

切り花の延命剤は切り花にとってとても大切な栄養を供給してくれているといえます。

とくに蕾のの切り花では、花を咲かせるためにも必ず使用されたほうがいいです。

 

植物は花を咲かせるのに大きなエネルギーを必要としています。エネルギーはつまり栄養分で、その栄養が足りないと蕾のまま枯れてしまうことさえあります。

そこで延命剤を使うと、開花してくれる可能性が高まって、蕾から開花までの過程も楽しむことができます。

 

まとめ

切り花を長く楽しむ方法でした。

まとめると

  • 水切りの作業は必ず行う
  • その上で、水の抗菌と栄養補給をする

この2つが切り花にとってはとても大切です。

お花、とくに開花は植物にとってとても大きな栄養を使うものです。

もし蕾の段階の切り花でしたら、ぜひ栄養剤をお使いに成られて、きれいなお花を咲かせてあげて下さい!

 

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